06所願の毒 Yugo x Taiga ページ10
『アイスリープウェル』 After the Rain
優吾×大我 悲恋 夢
夢の中でだけ会える君に恋をしてしまった。
美しく儚い君に恋をしてしまったんだ。
現実ではいいなずけが決まっていて自由に恋愛なんてできない。
せめて、夢の中だけでも恋愛させて…
大我サイド
夢の中でのみで会える貴方に俺は恋をしてしまった…
平安時代では故の中で出てきた人は両思いである兆候だって言われてたみたいだね。
それが現実だったらよかったのに。
なんて願ってもかなえられない。
現実の世界では高地優吾って人と結婚が決まっている。
彼もまたいい人だって言う事も
彼が俺のことを本当に好きであるということも知っている。
でも、俺は現実ではない夢の中の人を好きになってしまったんだ。
本当に存在はしないと思う。
でも、好きなものは好きなんだ。
さあ、今日も眠る時間が来た。
夢のような夢の時間だ。
夢の中だけが俺が俺でいれる時間。
優吾サイド
現実感のない綺麗な顔を持つ君は、俺の許嫁。
今日だってお泊りに来て一緒に仲良くしゃべっているのに、どこか現だ。
このお泊りだって両親は俺たちに交わって欲しくて開催しているのに、
大我はそんな意図を知ってか知らずか10時になったら必ず寝る。
「もう少し話そうよ。」
そう差し伸べた手は空気しかつかめない。
10時を意味するアラームがなった。
俺と大我のお別れのベルだ。
すっかり寝付いた大我の手に手を絡ませてみても君は起きない。
心に呼び掛けても、返事は来ない。
大我は俺のことを何と思ってるのかな。
なんて、考えてみる。
でも、返答はきっと「ただの許嫁」だろう。
だから代わりに「おやすみ」と声をかける。
ご丁寧に用意されたダブルサイズのベットも俺たちには意味をなさない。
俺はソファーで眠りについた。
ただ俺は眠るだけ。
大我がいつか、俺のことを好きになってくれるのを待つために。
「大我、今日はどっか出かけよう。」
そう言って切り出した場所はいつもの場所。
俺たちしか知らない秘密の場所。
大我といると時はあっという間で、もう夕焼けが見える。
夕焼けの景色はとても美しかった。
その景色を疑いはしなかった。
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ぽっぷこーん＠パルム同盟(プロフ) - 蕾華さん» いえいえです！ (2021年1月29日 22時) (
レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
蕾華(プロフ) - ぽっぷこーん＠パルム同盟さん» 尊敬だなんて…ありがとうございます。励みになります！！ あえてじゃないです。ただのミスです。直しておきます、ありがとうございます。 (2020年12月29日 18時) (レス) id: 169f18cdbf (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん＠パルム同盟(プロフ) - ですが一つだけ質問させていただきたい所があり、樹の名前のスペルにはyは必要なく”Juri”でいいのですが、こうしてあるのはあえてのことなのでしょうか…？ (2020年12月29日 11時) (レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷこーん＠パルム同盟(プロフ) - 主さんの小説の大ファンです！私も昔歌をもとに小説を書いたのですがうまくいかず…尊敬です！ (2020年12月29日 11時) (レス) id: 10469be644 (このIDを非表示/違反報告)
蕾華(プロフ) - トマトみかんさん» ありがとうございます！！続編考えてみます〜 (2020年12月28日 23時) (レス) id: 169f18cdbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕾華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pandaraiyu1/
作成日時：2020年8月13日 13時
