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Aが笑いかけるとチェーニャもそれに応えて尻尾をまた足に絡ませた。
食事に夢中になっていたグリムがチェーニャの存在にやっと気付く。
「あっ、オマエ！こないだ会った変なヤツ！そういえばオマエはどこの寮なんだゾ？」
「チェーニャはそもそもうちの生徒じゃない。ナイトレイブンカレッジのライバル校、ロイヤルソードアカデミーの生徒だ」
「えぇっ！？違う学校の生徒！？」
「しかもロイヤルソードアカデミー！？」
「なんかすごいかっこいい名前だね！！」
ロイヤルソードアカデミーという学校名に目を輝かせるユウ。
すると突然席を立った生徒たちがこちらに走ってくるのが見えた。
気のせいだろうか、どの生徒も殺気だった顔をしている。
「今、ロイヤルソードアカデミーって言ったか！？」
「あの気取ったヤツらの仲間が来てるって！？」
「どいつだ！すぐ追い出してやる！！」
「おっと。それじゃタルトも食べたし俺は帰るとするかにゃ。お嬢さん、一緒にくるかい？」
『えっ、一緒に？』
「お嬢さんのような子ならうちの学校でもやっていけるだろうよ」
足に絡めていた尻尾が腰に回りぐっと引き寄せられ距離が近づく。
今にも連れて行かれてしまいそうなAの腕をエースが引き寄せて胸に抱え込む。
チェーニャとAの間に出来た間にすかさずリドルがAを隠すように入り込んだ。
「チェーニャ、この子は渡さない。首をはねられたくなければ今すぐ帰ることだね」
「油断も隙もねえな、この猫野郎！ 気安くAに触ってんじゃねぇよ！」
「う〜ん…ナイトがいっぱいいるみたぁだし今日は諦めて帰るにゃあ。お嬢さんまたの」
鼻歌を歌いながら消えていくチェーニャを追いかけていく寮生たち。
完全に姿が消えるまでどこまでも追いかけていくのだった。
グリムが不思議そうに殺気だっている寮生を見ているとトレイとケイトがその理由を教えてくれた。
どうやらナイトレイブンカレッジはロイヤルソードアカデミー、通称RSAを敵視しているそうだ。
100年も負け続けているらしく、その敵対心は募るばかり。
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ここ(プロフ) - 星猫さん» 星猫さんの謝罪、受け取りました。 (2021年4月17日 13時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ここさん» 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。頑張って下さいね。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
とんどん - ここさん» 遅れてすみません、、いえ、伝わりました！ありがとうございます、！ (2021年4月7日 22時) (レス) id: 52e7dcc672 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - どんとんさん» CSSを配布されている方のページに分かりやすい説明も載っているのでそちらも参考にされてみてくださいね^ ^私の説明は分かりづらいと評判でして(^_^;) (2021年4月6日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
どんとん - ここさん» ありがとうございます、！やってみます、、！ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 521a74f5be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月26日 9時
