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◇
「あいつ……僕とぶつかった時、泣いてたんだ。嫌なのに無理やりやらされているんだとしたら優等生として無視はできない」
「自分で優等生って名乗っちゃってるところが優等生じゃないと思うけど。確かにエペルって見るからに気が弱そうだし、渋々練習してんなら可哀想かもね。だったら、オレらがエペルよりカッコいいパフォーマンス見せて、オーディションでアイツを落とせばよくね？」
「エース……悪い顔になってるよ」
「「真剣にテッペン狙ってないヤツが冷やかしに行くべきじゃない」だろ？ やる気もねーってんならその席、オレたちがもらおうぜ」
「よーし！ じゃあまずはダンスの特訓から始めるんだゾ！ ユウ、音楽かけろ！」
「はいはい」
エースの言葉にやる気を出したグリムは飛び跳ねならがユウに指示を出す。
ユウは昨日スマホにダウンロードした課題曲を選択し、音量を最大にしてスタートボタンを押す。
デュース、グリム、エースの順で並んでいるその前にAが立った。
『私の横にあるカメラで後で確認する用にみんなの動きを録画してるよ。私がお手本になるから、振り付けが不安になったら私の動きを見てね』
「助かる！ 予習はしてきたがうまく踊れるか不安だったんだ」
「さっすがA。昨日の今日であのダンスもうマスターしてんだ」
「Aちゃん夜遅くまで練習してたもんね。Aちゃんの振り付けが完璧なのはずっと見てた僕が保証するよ」
『そんなこと言われたら緊張して間違えちゃうかも。その時はごめんね』
可愛らしく苦笑いを浮かべるAにエースとデュースの胸はぎゅっと締め付けられた。
「へへん、オレ様の華麗な後ろ足さばきを見せてやるんだゾ！」
「はいはい。そろそろ始まるよ〜」
曲のイントロが終わりダンスパートが始まる。
3人は練習したダンスをユウとAに披露するのだった。
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凛音 - 勘鋭くないから課題曲が何の曲か分からん(´・ω・｀) (2022年7月24日 16時) (
レス) @page43 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - なるほど… 返事をくださってありがとうございます。これからも楽しく読ませていただきますね! (2022年4月1日 19時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん» ご指摘の通りゲームでの監督生はカメラで写真を撮るよう言われていますね。ですがこちらの小説の監督生ユウがカメラを使うことはイベントくらいで小説本編ではほぼ使用していません。ですのでインテリア化している、と書いております。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん、コメントありがとうございます。ツイステにハマられたということで、ツイステ仲間ができて嬉しいです。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - 最近ツイステにはまり一気読みをしているのですが、294話でカメラがインテリア化しているとありますが、学園長から写真を撮れって言われている設定なのでおそらく使っていると思うのですが… まだ素人なので違ったらすいません。続きも楽しく読ませていただきます！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月16日 9時
