スケアリー・モンスターズ71 ページ24
◇
「はい、オレくんたちエースちゃんを抑えといて〜」
「「はーい！」」
「なにユニーク魔法使って……って、Aをどこに連れてくんですか、ちょっと！？」
「エースちゃんはそこで反省してること！ オレくんたち見張っておいてね！」
「まかせてよ♪」
「ちょっ、ケイト先輩っ離してくださいよ！ A〜！！」
◇◆◇◆
『ケイト先輩ありがとうございました』
「いんや？ オレなんにもしてないよ」
『本当に助かりました。ところで私にご用ですか？』
「そうそう、オンボロ寮のゴーストちゃんたちがみんなで写真撮りたいって言っててね。Aちゃんは絶対必須じゃん？ それで探してたんだよ」
『そうだったんですね、誘ってくれて嬉しいです』
「うんうん、てなわけで一緒にみんなのところ戻ろっか！」
Aはケイトに手を引かれて賑やかなパーティーの中へと戻る。
すれ違う度に「魔女さん！」と声をかけてくれるお客さんたちにAは手を振りながら歩いていると探していたユウとグリムの姿を見つけた。
『ユウくんっ、グリム！』
「Aちゃん〜、やっとグリム見つけたよ」
「ぐぬぬ、離すんだゾ〜！」
「ジェイド先輩の取ってた料理を食べるだけじゃなく、次はヴィル先輩のを狙うなんて、命知らずにも程があるよっ！？」
『うわぁ……グリムそんなことしてたんだ』
「皿の上にある食い物より人が持ってる方が美味そう見えるんだゾ」
怒られているというのに反省をしている様子のないグリムに苦笑いをしながらAは胸に抱き上げる。
『ゴーストさんたちと写真撮るんだったよね』
「Aちゃんとユウちゃんとグリちゃんはオレたちの前ね」
「ゴーストさん、僕たちにかぶっていませんか？」
「透けるから大丈夫でしょ！」
「そういう問題なのかしら」
「準備はいいかのう？ レンズをしっかり見ておくれ」
「いくよぉ〜、……せーのっ！」
「「「「「『ハッピーハロウィーン！』」」」」」
テーブルの上に固定されたスマホからカシャッ、というシャッター音が聞こえる。
ケイトが画面を確認すると、そこには満面の笑みで写るAたちの姿があった。
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凛音 - 勘鋭くないから課題曲が何の曲か分からん(´・ω・｀) (2022年7月24日 16時) (
レス) @page43 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - なるほど… 返事をくださってありがとうございます。これからも楽しく読ませていただきますね! (2022年4月1日 19時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん» ご指摘の通りゲームでの監督生はカメラで写真を撮るよう言われていますね。ですがこちらの小説の監督生ユウがカメラを使うことはイベントくらいで小説本編ではほぼ使用していません。ですのでインテリア化している、と書いております。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん、コメントありがとうございます。ツイステにハマられたということで、ツイステ仲間ができて嬉しいです。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - 最近ツイステにはまり一気読みをしているのですが、294話でカメラがインテリア化しているとありますが、学園長から写真を撮れって言われている設定なのでおそらく使っていると思うのですが… まだ素人なので違ったらすいません。続きも楽しく読ませていただきます！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月16日 9時
