スケアリー・モンスターズ58 ページ11
◇
『イデア先輩、オルトくん！』
「A・ドリーミィさんにユウさん！ 」
「A氏、げ、元気そうでよかった」
『イデア先輩のおかげです。お写真撮ってもいいですか？』
「えっ、しゃ、写真っ？ ハロウィーンが終わったら掲示板のところに貼り出されて陽キャたちがワイワイしながら買ってるあれ？ ああ、いやだ思い出したくない」
イデアは苦い思い出でもあるのかカボチャの頭を左右に振り回している。
「僕たちは今年が初めてのハロウィーンなんでわからないですけど、これ後で買えるんだ。それなら尚更いっぱい撮らないと！」
「あの、ユウ氏張り切ってるところ申し訳ないけど、拙者はNGで。オルトを撮ってあげて」
「えっ、兄さん一緒に撮ってくれないの？」
「イデア先輩せっかくカッコいい仮装してるんですし、オルトと一緒に撮りましょうよ」
『イデア先輩、1枚だけでもだめですか……？』
「……うぅ、そんな捨てられて悲しそうな子犬の目しないでよ。拙者がそんな顔させてると思ったら罪悪感から断れないじゃないですか。…………1枚だけだからね」
『はいっ』
「イデア先輩、オルト、カメラ見てくださーい」
オルトの満面の笑みと、イデアの表情はわからないがこちらを見てくれたのでユウはシャッターボタンを押す。
「うん、とっても良い写真が撮れました。ありがとうございます！」
『次はどこにいく？』
「グリムの様子が気になるし1回グリムのところに行こうか」
『はーい』
グリムのいるフロートはAたちの少し前方を走っていた。
そちらに向かいながら手を振るお客さんたちに手を振り返しながらAは、ヴィルが用意してくれた魔法石付きのステッキを振る。
空からキラキラと降ってくるお菓子に子どもも大人も大喜びだ。
スケアリー・モンスターズ59→←スケアリー・モンスターズ57+御礼
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凛音 - 勘鋭くないから課題曲が何の曲か分からん(´・ω・｀) (2022年7月24日 16時) (
レス) @page43 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - なるほど… 返事をくださってありがとうございます。これからも楽しく読ませていただきますね! (2022年4月1日 19時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん» ご指摘の通りゲームでの監督生はカメラで写真を撮るよう言われていますね。ですがこちらの小説の監督生ユウがカメラを使うことはイベントくらいで小説本編ではほぼ使用していません。ですのでインテリア化している、と書いております。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡巫女さん、コメントありがとうございます。ツイステにハマられたということで、ツイステ仲間ができて嬉しいです。 (2022年3月30日 22時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - 最近ツイステにはまり一気読みをしているのですが、294話でカメラがインテリア化しているとありますが、学園長から写真を撮れって言われている設定なのでおそらく使っていると思うのですが… まだ素人なので違ったらすいません。続きも楽しく読ませていただきます！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年12月16日 9時
