スケアリー・モンスターズ37 ページ39
◇
◇
「Aちゃん大丈夫だった！？ ジェイドに変なことされてない！？」
『大丈夫です、なにもされてないですよ。この料理から作ればいいですか？』
「うん、よろしく！」
「エースさん」
「なんすかジェイド先輩」
「Aからお話は聞きました。Aの彼氏役、喜んで交代しますのでいつでも仰ってくださいね」
「ちょ、なんでジェイド先輩そのこと知ってんの？」
「え？ 彼氏役ってなんのことッスか？」
「どうやらこのハロウィーン中にAに悪い虫が寄っているようでして、エースさんは虫除けになってくださっているそうです」
「……はは〜ん、なるほど。つまり本当に付き合ってはないってことッスね？」
「バレたくない人達にバレてんじゃん……」
「シシシッ、そういうことならオレもいつでもいいッスよ！ なんなら今から代わる？」
「ぜ〜〜ったいに嫌っす！」
『ドリンクできたよ、誰か運んでくださーい』
「「「オレが行く！！／僕が運びます」」」
『え、1人でいいよ……？』
Aが作ったドリンクですら譲りたくない彼等の熱いバトルは続く。
.
モストロ・ラウンジでのバイトが終わり、Aとエースはオンボロ寮に向かっていた。
2人の手には青い封筒があり中身はマドルが入っている。
「臨時収入やり〜♪」
『ハロウィーン中はアルバイト代アップだから嬉しいよね』
「今度の休みこれでなんか食べに行こーぜ」
『うん、ユウくんたちも誘って行こうね』
「そこはさあ、彼氏とデートなんだから2人で行くとこじゃない？」
『え！ あっ…そ、そうだったね』
今は恋人同士だったことをすっかり忘れていたAは照れ笑いを浮かべる。
恋人のフリはハロウィーンウィーク中だけのことなはずなのだが、もちろんエースは終わらせるつもりはない。
「2人だけでデート、約束だからな」
『ふふ、うんっ』
「うっわ、オンボロ寮の門のとこすっげえ人じゃん」
オンボロ寮まで帰ってきたエースが見たのは門の周りに集まる人、人、人の山。
ゴーストやマレウスたちが囲まれていることからお客さんたちのお目当ては彼等のようだ。
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
