スケアリー・モンスターズ1 ページ3
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〜♪
本日最後の授業終了の鐘が鳴り、教師が教室を出ると生徒たちも散り散りに出ていく。
「Aちゃん帰ろう」
「お腹ペコペコなんだゾ！ 帰っておやつにするんだゾ」
『あ……私、買い物したい物があって、購買部に寄ってから帰るから先に帰っててくれるかな』
「僕たちも一緒に行こうか？ 荷物持ちになるよ！」
『え！ あ、えーと、大丈夫！ それじゃ私行くね！』
「なーんかA変だったんだゾ」
教科書を慌てて鞄に入れてAは教室から出て行く。
いつもなら『わあ、ありがとう。一緒に行こっか』と笑顔で言うはずのAが不自然に断ったことにユウとグリムは疑問をもった。
そんな2人をニヤニヤと笑って見ていたエースが口を開く。
「お前らなんかAにして嫌われたんじゃね？」
「Aちゃんに嫌われるようなことはなにもしてないよ！」
「本人が気付かない内に、ってこともあるからな」
「そーそー、デュースの言う通り。Aが嫌うなんて相当なことだぜ？ さっさと謝っとけよ」
「ぐぬぬ……心当たりが全くないからなにを謝ればいいのかわかんねえんだゾ」
「グリム、一緒にAちゃんに嫌われた理由を考えよう」
◇◆◇◆
『えっと……頼まれた物はこれで全部かな』
購買部で購入した買い物袋を抱えてAはオンボロ寮に帰ってきた。
そして変わり果てたオンボロ寮を見て驚きのあまり、買い物袋を落とした。
『うわぁ……、凄いねこれ』
「おお、A戻ったか。くふふ、どうじゃ我がディアソムニアの飾り付けは」
『学園長先生からオンボロ寮を飾り付けるって聞いてたけど……想像以上だったからびっくりしちゃった』
「えっ、Aちゃん知ってたの？」
『うん、少し前にオンボロ寮をディアソムニア寮がハロウィーンの飾り付けするって聞いてたよ。もしかして学園長先生、ユウくんたちに伝えてなかった……？』
「オレ様たちは聞いてないんだゾ」
「まあまあ。ゴーストたちも喜んでるみたいだし、外観が派手になっただけで住むには問題ないよ。はい、Aちゃんこれ袋から落ちてたよ」
先ほど落としてしまった買い物袋から買ったものが落ちていたらしくユウがAに渡す。
Aに渡したものはボタンだった。
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ここ(プロフ) - いちごさん» わあ、いちごさんに好きと言ってもらえて嬉しいです〜^_^ (2020年12月12日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 超すこだわ (2020年12月11日 21時) (レス) id: eba29568ac (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさんありがとうございます！ 順位ってジャンルごとの順位だと勘違いしていたので、調べてみたら全作品からの順位でびっくりしちゃいました。これからも頑張ります！ (2020年11月29日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - えっえっえっえっえっ一位おめでとうございます！！ (2020年11月29日 17時) (レス) id: 861ee0d781 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» Airisさんコメントありがとうございます！本編以外も読んでくださって光栄です！エースくん好き仲間が増えて嬉しいです〜^_^応援してくださりありがとうございます！ (2020年11月28日 7時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月25日 7時
