バルガスキャンプ15 ページ10
◇
「ふ……。バルガス先生らしい。僕は初めからAに頼ろうなど思っていない。魔法抜き、筋肉で勝負ということだな？ ならばなおのこと、誰にも負ける気がしないな！ 体力勝負なら、僕だって望むところだ」
「ジグボルトくんはドラコニアくんと離れて落ち込んでいると思っていましたが、張り切っているようですね。マジカルペンとスマホは私が預かります。Aさん、ユウくんこの袋に皆さんのマジカルペンとスマホを回収してきてください」
「『はい』」
学園長から袋を預かったAとユウは手分けしてマジカルペンとスマホを預かっていくことにした。
『バスケットボール部の皆さんご協力お願いします』
「A、学園長のお手伝いなんてめんどくせーことして偉いじゃん。はい、これオレのね」
『ありがとう、フロイド。あれ、ジェイドは？』
マジカルペンとスマホを回収するAにフロイドはマジカルペンとスマホを渡すと、ぎゅっと後ろから抱きしめる。
抱きしめられたAは笑みを浮かべながらジェイドの姿を探した。
いるとしたらフロイドの近くにいると思ったのだが、彼の姿は見当たらない。
「ジェイドなら来てねーけど。ロブスターせんせーに山を愛する会は運動部だから参加する資格があるって抗議してたみたいだけど速攻で却下されてた」
『そっか……キャンプに参加したがってたのに残念だったね』
「最後まで駄々捏ねて出発前に「フロイド、僕と入れ替わりませんか？」とか言ってきたけどヤダって言っといた。オレ、Aとキャンプ楽しみにしてたし。てかその服コバンザメちゃんと同じブランドじゃね？」
『え？ そうなの？』
Aの着ているアウトドアウェアの胸元に刻印されているブランド名を見たフロイドは、ラギーとAのものが同じであることに気づいた。
Aはラギーが選んだウェアの色は知っていたがブランド名は知らなかったようで首を傾げていた。
ちなみにラギーとAが同じブランドなことは偶然ではなく、ラギーが同じになるものを選んでいたことをAは知らない。
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ここ(プロフ) - ミコミコさん» ミコミコさん、コメントありがとうございます^_^セベクの純粋なところ可愛いですね…！ (2021年12月8日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - セベクが可愛い…………(^^) (2021年12月8日 6時) (レス) @page12 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん、まさかセリフを覚えてきたとは、Re:startのお話のでしょうか！？もしそうだとしたら凄いです…っ！！ (2021年7月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - いやー、セリフ地味に覚えてきましたねw (2021年7月25日 14時) (レス) id: 34ae80e840 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 毎日1話…！もうセリフとかも全部完コピできちゃいそうですね…！応援本当に嬉しいです、ありがとうございます(*^_^*) (2021年6月18日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月7日 12時
