バルガスキャンプ47 ページ42
◇
空は太陽が沈み、夜の帳が下りつつある。
ジャミルたちバスケットボール部の夕飯の準備を手伝ったAたちはそのまま一緒に夕飯を食べていた。
『フロイド、エースのこと知らない？』
「カニちゃんなら森の中で食えるもん探すように言って別れたから知らねーけど」
『そっか……』
Aはあの悲鳴を聞いてからずっとエースのことが気がかりだった。
食材を持って戻ってきたのはフロイド1人だけ。
日没を迎えようとしている今もエースは現れない。
『……なにかあったのかな』
何故だか胸が騒めく。
森に視線を送るAはエースのことが心配で食事が喉を通らなかった。
◇◆◇◆
日没を迎えたキャンプ場。
全ての部活がバルガスキャンプ1日目の課題【バルガスバッジ】を3個手に入れることを達成した。
バルガスは皆に森の妖精に注意しつつ2日目に備えるように告げると、Aたちに視線を向ける。
「……さあ、ドリーミィに記録係、付いてこい」
背を向け先を歩くバルガスの広い背中をAとユウ、グリムは追いかける。
「どこに行くんだゾ？」
「オレ様が寝泊まりするドワーフ小屋だ。ドリーミィには伝えていたが、お前たちには伝えていなかったな。お前たちはその小屋の傍にテントを立て、寝泊まりするように」
「そういえば、寝る場所のこと考えてなかった」
「え〜……バルガスの側で寝んのかよ。しかも今から移動して、テントを立てんのか？ めんどくせーんだゾ」
「安心しろ！ ドリーミィのはオレ様が立ててやる。ユウたちはオレ様が筋トレをしながら見守ってやる！」
「いらねー！ 手伝え！」
「ははは、遠慮はいらんぞ！ おお、そうだドリーミィ、これをお前に渡そう」
『バルガス先生、これは……？』
.
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ここ(プロフ) - ミコミコさん» ミコミコさん、コメントありがとうございます^_^セベクの純粋なところ可愛いですね…！ (2021年12月8日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ミコミコ - セベクが可愛い…………(^^) (2021年12月8日 6時) (レス) @page12 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 翡翠さん、まさかセリフを覚えてきたとは、Re:startのお話のでしょうか！？もしそうだとしたら凄いです…っ！！ (2021年7月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - いやー、セリフ地味に覚えてきましたねw (2021年7月25日 14時) (レス) id: 34ae80e840 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 翡翠さん» 毎日1話…！もうセリフとかも全部完コピできちゃいそうですね…！応援本当に嬉しいです、ありがとうございます(*^_^*) (2021年6月18日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年5月7日 12時
