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◇
「あれが……ネージュ・リュバンシェ！」
「さすがお茶の間の人気者。身振り手振りもしゃべり方も、あざとっ」
「う〜ん。しかし、顔立ちは整っているが、シェーンハイト先輩に初めて会った時ほど強烈なオーラは感じないというか……」
「確かに。あんまりギラギラ派手な感じはしねーな」
「彼の笑顔には、ヴィルとはまた違った野に咲く小さな花のような素朴さを感じるね」
「フン。ああいう人畜無害そうな顔をしているヤツほど裏ではとんでもない性悪だったりするんだ。芸能人なんてそんなもんだろ」
「それオメーが言うかぁ〜？」
『みんな……』
「エースとジャミル先輩は特に棘を感じる感想だね……」
ルークとA、ユウを除き、悪くを言っている自覚があるのかエースたちはひそひそと話していた。
「もしかして、そこにいるのってAちゃん？」
ヴィルと話をしていたネージュの視線がエースが隠しているAに向けられる。
ナイトレイブンカレッジに通っている唯一の女子生徒、というのはロイヤルソードアカデミーでも有名な話であり、ネージュはズボンではなくスカートを履いている生徒といえばAだと判断したのだろう。
名前を呼ばれたAがエースの身体から顔を覗かせれば、ネージュは笑みを深めAの元にやってくるとそのまま抱きしめた。
「やっぱりAちゃんだ！」
『ネージュくん、久しぶりだねっ』
「会えて嬉しいよ！ レイチェルさんとは現場で会うことはあるけどAちゃんとは会えなかったから」
「こら、ネージュ。無闇に抱き着くんじゃないわよ」
「あっ、ごめんね。嬉しくてつい」
「まったく……スキャンダルでアンタの評判が落ちるのは何の問題もないけど、デビューを控えてるAのイメージｰを落とすのはやめてちょうだい」
「うん、わかったよ。ヴィーくんは厳しいね」
『ふふっ、ヴィルはネージュくんのこと心配してるんだよ』
くすくすと笑いながら話し始めるAとネージュにヴィルはため息を吐きながら、アタシが心配してるのはAのことだけよ、と目は語っているようだった。
.
◇◆ここの呟き◆◇
このお話でついにRe:start本編は400話を迎えました。
こんなに話数が増えるとは書いている私も驚きです。
これからもよろしくお願いいたします…！
2021.03.23 ここ
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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さまコメントありがとうございます！(*^_^*)嬉しいお言葉すぎて何からお礼をお返しすればいいのかわかりません（笑）愛され夢主ちゃんなので存分に愛されてもらってます〜^_^Twitterのフォローまで…！重ね重ねありがとうございます…！ (2021年3月18日 21時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - わぁー！！凄く面白いです！！最初から全部読みました！！！もう本当にどのキャラクターも大好きです！そして夢主ちゃんが羨ましい〜(笑)Twitterもフォローさせていただきました！！ (2021年3月18日 20時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - kさん» 早速読んでくださりありがとうございます(*^_^*)kさん正解です〜♪Yとは監督生のユウくんでした^_^ (2021年3月11日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
k - 考察のお話ありがとうございます！！最初Yの考察で誰だY...と思ったのですがもしやしなくても監督生君ですね！？ (2021年3月11日 17時) (レス) id: e4b21374ad (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ユノさん» ユノさんコメントありがとうございます。オチに関しては以前ご協力をお願いしたアンケート結果や、今後の展開によって考えていきたいと思っております^_^2回目のアンケートをお願いする場合もありますので、その時はまたご意見をくださると嬉しいですっ。 (2021年3月5日 20時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年2月19日 14時
