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◇
ルークがまだ2年生だった頃、運動場に座り込む黒い背中を見つけた。
一心不乱に地面から何かを抜いている様子に会話をしたことはないがルークはラギーに話しかけていた。
そこで彼はラギーがタンポポを集めていた理由を知る。
そのことを知ってからルークはタンポポすら命の糧とするラギーに敬意を称してムシュー・タンポポと呼んでいるそうだ。
その話を聞いたAたちは暫し言葉を失っていた。
が、エースがいち早くその沈黙を破った。
「ラギー先輩、タンポポ食ってたの！？ つかそれ、敬意じゃなくね！？」
『ラギー……今度ドーナツ作ってあげよ……』
「俺にも寄越せ。アイツ、本当に腐ってなきゃなんでもいいのか。まさか俺にも食わせてねぇだろうな……？」
「ノンノン、毒じゃないんだ。好き嫌いはよくないよ、獅子の君」
「王族のレオナ先輩がタンポポ食べてたらそれはそれで問題になりそう」
「「確かに」」
ユウの呟きにエースとデュースは同意した。
「タンポポって美味ぇのか。今度オレ様も食ってみるんだゾ！」
「だから拾い食いするのはやめろって何度も言ってるだろ」
「……はっ！ ルーク先輩のペースに流されてたけどそんなことよりオーディションの話！」
「そうだった！ ハント先輩、僕たち【VDC】のオーディションに申し込みをしたいんですが」
ラギーのタンポポネタについ話が脱線してしまったが、オーディション申し込みのことをルークに告げる。
「おっと失礼。話が脱線するのは私の悪いクセだ。キミたちは、ハーツラビュル所属1-A25番ヒト属の全長172cmエース・トラッポラくんと……同じく1-A24番、ヒト属全長173cmのデュース・スペードくん」
「え？ どうして僕たちのクラスと出席番号を！？」
「それどころかなんで身長まで！？」
「そしてオンボロ寮所属1-A33番ヒト属の全長155cmA・ドリーミィくん。同じくヒト属全長170cmのユウくんと、体長約70cmの魔物グリムくんだね。フフフ、狩人として学園の生徒の種族と全長くらいは把握しておかないとね。いざという時に困るだろう？」
「いざ……とは？」
ルークのいざという時、という言葉が気になって仕方ないユウにルークはウィンクをする。
どうやらユウの聞きたい答えは返ってきそうにない。
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凛音 - えっ、ハッピーベアかわ…一家に一個欲しい位… (2022年7月25日 12時) (
レス) @page8 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
kingismylover(プロフ) - ここさん» 確認できました！ありがとうございます｡ありがとうご (2021年10月17日 21時) (レス) id: 7f81985d43 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - kingismyloverさん» コメントありがとうございます。パスワードをメッセージに送らせていただきました。ご確認をよろしくお願いいたします。 (2021年10月17日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
kingismylover(プロフ) - すみません､ツイステのr18の作品読みたいのですが､パスワードがどれかわかりません…！パスワードを教えていただけないでしょうか…？ (2021年10月17日 18時) (レス) id: 7f81985d43 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» 日曜日のロールキャベツ、今更になって理解しましたぁぁ！めっちゃ美味しそうでしたっ(*^_^*)こちらでもTwitterでもよろしくお願いします♪ (2021年2月17日 6時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年1月20日 7時
