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◇
『クルーウェル先生っ』
「なんだ」
『その、もしかしてオンボロ寮まで運んでくださるんですか？』
「そうだ。男からの好意は素直に受け取っておけ」
『えっと……それじゃあ、お願いします』
「ふ、お利口な仔犬だな。随分多く上等な生地を買ったようだ、これはテディベアでも作るのか？」
ギクっとAは身体を揺らした。
ハッピーベアのことはリドルたちと自分だけの秘密。
クルーウェルにもし知られても口外することはないだろうけれど、ここは素直に話してもいいのだろうか。
目を泳がせて言葉を探すAにクルーウェルは小さく笑う。
「ああ、そういえばダイヤモンドが授業中にクマがなんとか……と言っていたな」
『えーと……』
「最近ユウの顔色がいいから理由を聞いてみたんだが、幸せな夢を見てるからと言ってたな。俺は夢、と聞いて真っ先にとある人物を思い浮かんだんだが……A、なにか知っているか？」
Aは思った。
これはまるで取り調べ中に尋問されている容疑者のようだと。
クルーウェルから発せられるプレッシャーに屈しない犯人がいるのだろうか。
Aはあっさり降参することにした。
『……クルーウェル先生のお察しの通りです』
「ではこの生地はダイヤモンドが言っていたクマ、つまりテディベアを作るためのものだと認めるんだな？」
『はい。今度の文化祭で展示するものを作るための生地です』
「ユウが言っていた幸せな夢とは、テディベアにAのユニーク魔法をかけたもの、ということか。自分の力の使い道を考えた良いアイディアだ、褒めてやろう」
艶のある赤い手袋をした大きな手がAの頭を撫でる。
厳しい、と評判のクルーウェルに褒められてAは嬉しそうに微笑んだ。
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凛音 - えっ、ハッピーベアかわ…一家に一個欲しい位… (2022年7月25日 12時) (
レス) @page8 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
kingismylover(プロフ) - ここさん» 確認できました！ありがとうございます｡ありがとうご (2021年10月17日 21時) (レス) id: 7f81985d43 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - kingismyloverさん» コメントありがとうございます。パスワードをメッセージに送らせていただきました。ご確認をよろしくお願いいたします。 (2021年10月17日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
kingismylover(プロフ) - すみません､ツイステのr18の作品読みたいのですが､パスワードがどれかわかりません…！パスワードを教えていただけないでしょうか…？ (2021年10月17日 18時) (レス) id: 7f81985d43 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Airis*.さん» 日曜日のロールキャベツ、今更になって理解しましたぁぁ！めっちゃ美味しそうでしたっ(*^_^*)こちらでもTwitterでもよろしくお願いします♪ (2021年2月17日 6時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年1月20日 7時
