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◇
アズールたちが空へと吹き飛ばされてしまったその後、 寮生と共に談話室へ集められたAは、座っているジャミルを羽で仰いでいた。
Aの瞳は赤く染まり、ジャミルの魔法により赤色の民族衣装を身に纏っている。
「ハハハハ！邪魔なカリムもいなくなった、なんていい気分なんだ！」
『じゃ、みるくん……』
「ご主人様だろう？チッ……また洗脳が薄れたのか。A、俺の目を見ろ」
『あっ……』
腕輪についた鎖をジャミルは引っ張りAを引き寄せる。
ジャミルの胸に倒れ込んだAの顔を持ち上げて囁くように魔法を唱えた。
「【瞳に映るはお前の主人 尋ねれば答えよ、命じれば頭を垂れよ……蛇のいざない】」
『あ……う、っ………』
「A、俺はお前のなんだ」
『じや……みる、くんは……わたしの、ご主人様です』
「ああ、そうだ。お前は俺のものだ！ カリムではない、俺の！！ なんて気分がいいんだ。おい、食料も飲み物も、全部持ってこい！」
Aの肩を抱き寄せながらジャミルは寮生に命令をする。
「今日は宴だ。阿呆な王が消え、真の実力者が王になった記念日だからな！ ああ、とても清々しい気分だ……。いくらでも魔力が湧き上がってくる」
「仰せの通りに、ご主人様…………」
「ジャミル様こそスカラビアの王にふさわしい……」
「「「ジャミル様、万歳！」」」
「ははは、そうだろう。もっと言え。もっと俺を褒め称えるがいい」
運ばれてきた飲み物を一気に飲み干し、称賛の言葉を聞きジャミルは更に言葉を求めた。
「あなた様は、とてもハンサムで……」
「ほう？」
「色黒で、背が高くて……」
「それで？」
「目が吊り上っていて、とても賢そうです」
「それから？」
「肩がイカッてて…………」
「見るからに強そうなかんじだな！」
「ふん、なかなかの褒め言葉じゃないか………………って、お前たちは！？ 時空の果てまで吹き飛ばしたはずだ。この短時間でどうやってここまで戻ってきた？」
アズールたちの声とは気付かず称賛を受けて気持ちよくなっていたジャミルは、聞こえていた言葉は寮生たちからの言葉だと思っていたようで、アズールたちを見たジャミルの目は大きく開かれていた。
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ここ(プロフ) - I am ヲタクさん» 美味しくいただかれてもらいました🥰ごちそうさまです(*´꒳`*) (2022年7月22日 22時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
I am ヲタク - フライド、夢主ちゃん…ごちそうさまです🤤 (2022年7月22日 15時) (レス) @page28 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» フロイドは夢主ちゃんの唇を奪った罪深い男第2号ですっ(≧∀≦) (2021年10月14日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なっ！フロイドにべろちゅーされた記憶なんて無かったぞ！だけど幸せ(( (2021年10月14日 18時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» �擦泙任茲Δ海宗��召泙任蓮弔泙�3本ありますね…！読み直していただけてとても嬉しいです、ありがとうございますっ(*´꒳`*) (2021年10月10日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月4日 18時
