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◇
.
ぷにぷに、と柔らかいものが頬を突いていることにAは気付いた。
そっと目を開くと、目の前にはグリムがいた。
『ぐ、りむ……？』
「A！起きたんだゾ！？」
「目が覚めて良かった、Aちゃん！」
『私……どうしてこんな格好を？ このコートは……？ あっ、ユウくんたち空飛んで行っちゃったけど大丈夫だった！？』
「うん、僕たちは大丈夫だよ。もう全部、解決したよ」
『え？』
「あ〜、A起きたんだぁ。おはよ」
Aは身体に掛けてあるコートを持ちながら起き上がる。
Aが起きたことに気付いたフロイドたちがそばへやってきた。
皆、怪我もなく元気そうだ。
「A、おはようございます。どこか身体に痛みなどはありませんか？」
『うん、特に痛いところはないかな』
「Aさんが混乱しているのは仕方ありません。あなたはジャミルさんに洗脳されていたんですから」
『ジャミルくんに……？ジャミルくんはどこ！？』
「落ち着けって。今は眠ってる。もう大丈夫だ」
『もう、大丈夫……？ 良かった…………』
「A、一緒にジャミルを助けてくれてありがとな！」
太陽のように明るく笑うカリムに釣られてAも花のように笑う。
「うん、やっぱりオレはAの笑ってる顔が好きだ」
『私もカリムの笑ってる顔、好きだよ』
「へへっ、一緒だな！」
『うんっ』
「良い雰囲気のところ申し訳ありませんが、Aさん少々よろしいですか？」
『はい。あ、このコートはアズール先輩のものですよね？貸してくれてありがとうございました』
「その格好のままだと風邪を引いてはいけませんからね。Aさんこちらへ」
アズールにコートを返したその手を引かれてジャミルの元へと案内される。
彼はまだ眠ったまま、悪夢を見ているのか魘されていた。
「ジャミルさんにAさんのユニーク魔法をかけてあげてくれませんか。ここまで魘されている同級生を見るのは、少々胸が痛みます」
『わかりました。【ハピネス・ドリーム】！』
キラキラとした光の粒子が集まり、ジャミルの身体に吸い込まれていく。
顔を歪めて魘されていたジャミルの表情が柔らかいものになる。
彼は今夢の中で幸せな夢を見ていることだろう。
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ここ(プロフ) - I am ヲタクさん» 美味しくいただかれてもらいました🥰ごちそうさまです(*´꒳`*) (2022年7月22日 22時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
I am ヲタク - フライド、夢主ちゃん…ごちそうさまです🤤 (2022年7月22日 15時) (レス) @page28 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» フロイドは夢主ちゃんの唇を奪った罪深い男第2号ですっ(≧∀≦) (2021年10月14日 23時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なっ！フロイドにべろちゅーされた記憶なんて無かったぞ！だけど幸せ(( (2021年10月14日 18時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» �擦泙任茲Δ海宗��召泙任蓮弔泙�3本ありますね…！読み直していただけてとても嬉しいです、ありがとうございますっ(*´꒳`*) (2021年10月10日 21時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年11月4日 18時
