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「あー、ユウだけAとお揃いなんてずりー」
エースの声がしてそちらを見れば頬を膨らませて不貞腐れているエースと、その後ろにはぐったりしているデュースとグリムがいた。
「おかえり……ってなんでデュースとグリムはそんなにぐったりしてるの？」
「コーヒーカップに乗ったんだが……エースのヤツ思い切りハンドル回しやがって、うっぷ……」
「ひでー目に遭ったんだゾ……」
「お前らこんなんでへばっててどうすんだよ」
どうやらグリムとデュースもエースによる被害者となってしまったようだ。
けろっとしながら言ってくるエースを恨めしそうに睨みながらグリムはAの膝の上に倒れ込んだ。
「オレもなんか買ってこよー。デュースもいる？」
「そうだな、どうせならみんなでお揃いにしたいな」
「おっけー、すぐ戻るからどっか行くなよ」
「オレ様も欲しいんだゾ！」
「グリムにはもう耳あんじゃん」
「……はっ！ そうだったんだゾ」
ガーン、と落ち込むグリムにAはくすりと笑うと指を鳴らす。
するとグリムの耳に可愛らしいリボンが巻き付いていた。
『グリム用のカチューシャはないかもだからこれでどうかな？』
「Aがやってくれたんならなんでもいいんだゾ！ どうだ、ユウかっけーか？」
「可愛いよ」
「ふんっ、今日だけは許してやるんだゾ」
ご機嫌に尻尾を揺らすグリムの頭を撫でながらAは遊園地のマップを開く。
『次はどこに行こっか』
「このゴーカートっての乗ってみたいんだゾ！」
「車か。いいな、楽しそうだ。それにするか」
「僕も賛成」
「なに、次乗るの決まった？」
『うん、ゴーカートに決まったよ』
「じゃ行こうぜ」
戻ってきたエースとデュースも耳のついたカチューシャを付けてみんなで移動する。
ゴーカートではグリムの操縦するゴーカートが暴走し、エースとデュースのゴーカートに当たり1回ならまだしも5回目となるとエースが怒ってグリムを追いかけ回していた。
その様子をユウとAは巻き込まれないよう遠くから笑いながら見ていた。
次に乗ったのは左右に激しく動く船のアトラクション。
身体のサイズが明らかに安全バーに合っていないのに無理やり乗り込んだグリムが途中吹き飛びそうになるという事件が起きたがなんとか無事だった。
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ここ(プロフ) - スイさん» ちょうどマレウスとの出会い編を書いていたのでそちらにディアソムニア全員出すようにしますね^_^子猫のお話、いいですね！どちらもリクエスト了解しました^_^応援ありがとうございます(*^_^*) (2021年2月10日 20時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 嬉しい！ありがとうございます！！では、《ディアソニアと出会い編》と《夢主ちゃんが子猫になってしまった話》を読みたいです！楽しみに待って応援します！頑張って下さい！ﾟ+(人・∀・*)+｡♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - スイさん» スイさん早速読んでくださりありがとうございます^_^良いと言っていただけて嬉しいです。はい、お時間いただきますがリクエスト大丈夫です♪ (2021年2月10日 18時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 待っていました、本当に書いてくれてありがとうございます！とても嬉しくて良いリクエストです♪またお願いしても大丈夫ですか(*´･ω･｀)？ (2021年2月10日 17時) (レス) id: b731ff840f (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ひなさん» 6歳ですね、了解しました！^_^ (2021年2月8日 12時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年1月16日 22時
