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声は聞こえるが姿が見えないところまで連れていかれた。



初対面でこんなことをされるのももう慣れてしまった気がする。
一人で、というパターンはあまりなかったから怖いといえば怖いが。



「何ですか?」


「あなた、Black tearにいるの?」


「…そうですが」



ふっ、と鼻で笑い顔を下げた。
長い茶髪が風に揺れてサラサラと舞う。



「…そう。あたしの時は入れてくれなかったのに」


「はい?」



もう一度顔をあげた時、女総長の目付きが変わっていた。
しげたちによく見る戦闘体勢の時の瞳だった。



「あたし、濱田が総長になった頃くらいに組入れてって言いにいったことあったの。そしたら彼は女は無理って言ってあたしを突き返した。それなのに今、あなたはその場所にいる」



意味の分からない逆恨み、ということか。



「だからそこらの男より努力して濱田と同じ位置についたってのに…あっちは覚えてもないみたいね」



ゆらり、動きが鈍くなったかと思うといきなり頭に焼けつく痛みが走った。



殴られた。
そう理解したのはふっ飛んでから。
倒れこみ、何がおかしいのか笑っている女総長を見上げる。



だからこっちも笑ってやった。
殴り返すことが出来ないなら、もう少し賢いやり方で相手を嘲笑う。



「意味分からなさすぎ笑 嫉妬ですか?もしかして濱田先輩が好きだったとか?」



あぁ、やばいなと思ったところで。
二度目の痛み。



『A!!』



しげが駆け寄ってくるのが見えた。
5人の男は全員倒したらしく、多少怪我はしてるもののそこまで深くないみたい。



「あなた恨む相手間違ってますけど笑 あははは笑 意味分かんない、ただの八つ当たり笑」



勝ってやる。
この女に売られた喧嘩。
あたしが勝ってやる。

__→←◎quarrel (虹)



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LA(プロフ) - 感謝してもしきれません。ほんとうにありがとうございます(;_;) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ありがとうございます、受験お疲れ様でした。req2のご報告をお読み下さい。あなた様のリクエストを優先させていただきます。 (2019年3月15日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - すいません、、受験終わってBeliever読み返してたらわたしリクエストしようとしてたの思い出して、、でももう遅いですよね( ; ; )可能であればリクエストさせてもらってもよろしいでしょうか、、?わがまま言って本当にすみません>_<無理なら全然大丈夫です!! (2019年3月14日 22時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ああ……すみません(´・ ・`) specialまでお待ちください(_ _) 申し訳ないです! (2018年11月23日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - リクエストしようと思ったら打ち切りになってた、、次のお話すっごく楽しみにしてます!!応援してます!! (2018年11月23日 0時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年10月21日 0時

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