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目を丸くさせて靴も脱がず立ち尽くすしげに笑ってしまう。
「おかえり、お疲れ様」
『…え、今、何時か分かってる?』
「2時45分」
『何で…』
靴を脱いで上がり込んだしげに腰を引き寄せられる。
温かい心臓が規則正しく動いていた。
『冷たなって…アホちゃん』
「こんな夜まで戦ってる方があほ…心配したもん」
『…俺が負けるかもって?』
毛布としげの体で全身を覆うようにあたしを包む。
「倒れないかな、って。一人で大丈夫なのかなって」
そうするとより一層強くなる力。
でもそれでいて苦しくはなく、優しさをひしひしと感じられる。
『絶対大丈夫。前にも言うたやろ?好きでやってることやから知識も技術も持ってる。倒れるような相手、夜に一人で行ったりせんから』
『待っててくれんのは嬉しいけどな?自分の体大事にしてほしい』
目の下をスッとなぞられた。
『クマできてる笑 よう頑張ったな』
自分からもしげに手を伸ばす。
帰ってきた。
それだけで、十分だ。
中「そろそろよろしいか傷見せてもらっても」
「『えっ』」
中「なかなか入りづらい空気出すなお前らほんま、Aはもうしげのベッドで寝てろすぐ行かすから」
なんか、返す言葉がなかった。
苦笑いしてしげを見ると天使の笑みであたしを見下ろしている。
大丈夫、なんだよね。
『上で待っといて?』
中「やらしーな」
「ふふ、はーい」
それからあたしは秒で意識が飛びました。
おでこに唇が落ちていたことなど知るよしもありません。
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request
みゅう様
【 過去のハグシーンを詳しく 】
どこでしたかねー…NEOですかね?
で何気なく書いた設定をピックアップして下さいまして感無量です。
それにしてもあんな時間まで喧嘩してんなよって話ですねほんと。
ありがとうございました。
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LA(プロフ) - 感謝してもしきれません。ほんとうにありがとうございます(;_;) (2019年3月15日 20時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ありがとうございます、受験お疲れ様でした。req2のご報告をお読み下さい。あなた様のリクエストを優先させていただきます。 (2019年3月15日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - すいません、、受験終わってBeliever読み返してたらわたしリクエストしようとしてたの思い出して、、でももう遅いですよね( ; ; )可能であればリクエストさせてもらってもよろしいでしょうか、、?わがまま言って本当にすみません>_<無理なら全然大丈夫です!! (2019年3月14日 22時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
カジャ(プロフ) - LAさん» ああ……すみません(´・ ・`) specialまでお待ちください(_ _) 申し訳ないです! (2018年11月23日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
LA(プロフ) - リクエストしようと思ったら打ち切りになってた、、次のお話すっごく楽しみにしてます!!応援してます!! (2018年11月23日 0時) (レス) id: 33dda849f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カジャ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2018年10月21日 0時