デンは何者？ ページ9
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＿『それで、デンに励まして貰ったんだ！』
ユリ「だからあの先輩はやめとけって言ったのに…。
…ていうか、そのぉ〜デンジくん？って奴、一体何者なの？」
『え？…う〜ん……。デビルハンター？、かな？ポチタっていう悪魔も飼ってるし。』
ユリ「何でデビルハンターがそんな山小屋に住んでるんだよ！どう考えたって只の怪しい奴じゃん！学校も行って無いんじゃなかったっけ？」
『確かに…何か事情があるみたいだけど…。確かお父さんもお母さんも居ないって言ってたし…』
＿良く考えたら私、デンの事何にも知らない！
遊んでたらそんなの全然気にしてなかったけど、デンって何者なんだろう…。
ユリ「アンタ、何で其処までするの？ソイツ、デビルハンターなんでしょ？アンタまで事件に巻き込まれちゃうかもよ？私、アンタが死んじゃうのやだよ…。」
『…心配掛けてごめんね。でも、なんか、デンは、小さい頃の私みたいで…放っておけないの。お節介かもだけど…。』
ユリ「…そっか。まぁ、決めるのはアンタだからね」
＿ユリにも迷惑掛けて、私は…デンに何をしてあげられるのかな…。
そんな事を考えながら歩いてたら、近くからなんだか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
デンジ「最近、アイツ来ないな…。」
この声は…デン？
「この7万から水道代を払って、他ンとこにしてる借金を払うと…不思議だなあ、もう残り1800円になっちゃった…」
…ていうか借金!?借金してるのデン!！?
私、そんなにカツカツな家に、ほぼ毎週遊びに行っちゃってた…！！
…デンごめん…ちょっとストーカーさせて貰うね…！
その後デンはタバコを飲みこんで100円を貰っていた。
『…デ、デン…。』
しまった。聞こえちゃった。デンはこっちに気づいたらぱっと顔を明るくした。
デンジ「お、A久しぶりだな！丁度仕事も終わったし、俺ン家で遊ぼうぜ。俺、アンタに渡したいモンがあるんだよ」
『良いよ！でもそれよりデンジ！！
これ、私の電話番号！何かあったら私の家にかけて！マジで!!私ら友達でしょっ、心配だからさ！』
デンジ「お、おう…ありがとな」
デンがまさかこんなに苦しい状況だなんて知らなかった。
カップケーキの件でも励まして貰ったし、今度は私が手助けさせてもらおう。
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レオレオコ - キル坊さん、教えてくれてありがとうございます。外せてますかね？ (2022年12月8日 19時) (
レス) id: 8e8d416846 (このIDを非表示/違反報告)
キル坊(プロフ) - オリ.フラ立ったまんまになってますよ〜！ (2022年12月8日 9時) (レス) id: a4a1b981d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオレオコ | 作成日時：2022年11月29日 18時
