＊ ページ11
Aside
「うん、いいよ。廉は沢山頑張ってるもんね」
そう言って、私は廉のフワフワな髪の毛を
優しく撫でてあげる。
廉「ん…」
もうこうなった廉はとことん甘えてくる。
ケーキ忘れてないよね？笑
ま、今日食べなくてもすぐ悪くなるわけじゃないけど…
でもやっぱり出来たては格別だからな〜
なんて思いながらも、私も実は廉不足だったりしてて…。
「ふふ、お疲れ様」
廉「ありがと。もう少し、このまま」
「うん、いいよ、沢山充電して？」
そう言えば、ぎゅーっと
強く、でも優しく抱きしめられる。
細い腕のどこから
こんなに強い力があるんだろうと
不思議に思うくらいに。
でも、廉は優しいから
強く抱きしめられても、痛みなんて感じなくて…
代わりに、優しさと暖かさ。それだけが伝わってくる。
廉「ん、ええ匂い」
「そう？今日、何も付けてないけど？」
廉「んじゃこれはAのほんとの匂いってことやな」
そう言って、すーっと更に匂いを嗅がれる。
「ちょ笑くすぐったい笑」
廉「ふふ、Aくすぐり系弱いもんな？」
「ん、知ってるなら辞めてよ」
なんか廉、元気になってきたかも。
充電、満タンになって来たかな？
と思ってる頃…
ピーピーとケーキが焼きあがったのを
知らせる音が鳴った。
廉「お、焼けた？」
「うん、見に行こ？」
廉「おん！」
うん、充電100％みたいな顔してるわ
なら良かった。
廉と2人でキッチンに向かう。
私がオーブントースターの扉を開けると
廉「うわ、めちゃええ匂い」
「だね」
栗のいい匂いがして…
うまくできたかも。なんて思いながら
取り出そう、そう思った時
ぐいっと腕を掴まれた。
「え…？」
びっくりして振り返ってみると…
廉「あかん、危ないから」
とさっきまでの優しい顔ではなく
真剣な顔だった。
「ん、分かった。ありがと」
廉「おん」
廉が取り出してくれて…
「あ、ちょっとリビングで待ってて？」
廉「え？ええけど、どないして？」
「いーから、いーから」
廉をキッチンから一旦退出させて…
「絶対、覗かないでよ？」
廉「ふっ笑はいはい」
念を押して、廉がリビングに座って
スマホを弄ったのを確認して
とあるものを冷蔵庫から取り出した。
「よし、これで完成！」
「れーん、目瞑って〜」
廉「おん。…はい、瞑ったで」
「おけ」
廉からそう返事が返ってきたのを確認して
ケーキをもってリビングに戻った
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黒瀬優花(プロフ) - しおりさん» 返信遅くなってしまいすいません汗そうなんですね、教えてくださってありがとうございます(^^)直しておきます (2020年10月14日 7時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 黒瀬優花さん» あ！最近はこんちゃーじゃなくてこんちはが多いです！すみません。こんちゃー永瀬ですは少し前まで。最近はこんちは永瀬ですです！ (2020年10月13日 22時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ヒヨリさん» そう言っていただけで嬉しいです(^^)こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました。また良かったらリクエストお待ちしてます笑 (2020年10月13日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - あーかっこいいです！リクエスト書いてくださってありがとうございます(´∇｀)キュン死しそうです笑 (2020年10月13日 19時) (レス) id: 2b558b8286 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - しおりさん» そうなんですね。教えてくださりありがとうございます。次書く時に取り入れてみます(^^) (2020年10月13日 7時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年9月27日 21時
