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それから後日、すぐにボーカルは歌の練習に、パフォーマーはデモテープでの振り付け決めに入っていった。
振りは中務さんと佐野さん中心で決めてるみたい。
裕太「この曲結構盛り上がる歌やろーから…」
すごい。どんどん振りが思いついてる…。
そこに佐野さんも意見を加えたりして…。
裕太「肝心なサビの部分が分からんねんなー。どーしょ。」
玲於「ねー。これは？ってなっても、あの曲と一緒じゃん、ってなることの方が多いし。」
隼「んーーー……。」
亜嵐「Aちゃん、なんかない…かな？」
「え、私ですか？あー…」
そっか。私が踊る曲でもあるんだから、意見持たないと…。
「えっと…もう1回流して頂けますか？」
関口さんにお願いして、サビの部分を流してもらう。
えっと…ここはこういうリズムだから…。
キュッ、キュッ…
亜嵐「わっ…。」
メン「すっげー…。」
身体を音に乗せて動かすと、気づけばサビの前半部分が終わる。
「っと…、あの、私はこんな感じにしてみたんですけど……。」
裕太「…今のめっちゃ良かったっす。」
隼「ほんと！やばっ、かっこいって見とれてました笑」
「え！いやいや…そんなっ…」
裕太「玲於、どう思う？」
玲於っていう単語を聞くと肩に力が入る。
悪い人じゃないのは分かるけど、やっぱりちょっと…怖い。
玲於「……まぁ、今のは俺も、いいなーって思いました。」
「！！……ありがとうございますっ！」
良かった…。
これでダメだって言われたら、私の精神どうなっていたか…笑
メン「…ね？大丈夫だっていったでしょ？」(小声)
私の緊張が解けたのに気づいたのか、関口さんがそっと話しかけてくれた。
「あっ、はい…！良かったです…っ。」(小声)
関口さんと微笑みあっていると、佐野さんがこっちに近づいてきた。
玲於「メンさん何ニヤニヤしてんの。きもっ。」
メン「ニヤニヤじゃないよ…ニコニコしてんの。」
玲於「どっちでもいーけど。……あの、」
「あっ、はい！」
佐野さんが私に話しかけてきた。
玲於「今の振り、もっかいお願いします。1回じゃ掴めなくて。」
「！…はいっ！」
ダンスは認めてくれた…のかな？
でもちょっと近づけたみたいで良かった…！
…もうちょっとだけ、心を開いてくれたらなぁ。
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しいな(プロフ) - 海未さん» 海未さん、コメントありがとうございます！続編できましたので、ぜひぜひ…！(/ω＼) (2018年3月21日 19時) (
レス) id: 0af6ce4b25 (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - ゆったさん» 作者のわたしとしてもそう思います！！(←玲於推し)でもまだ決まってないです笑 楽しみに待ってくださるとうれしいです！！ (2018年3月21日 19時) (レス) id: 0af6ce4b25 (このIDを非表示/違反報告)
海未 - 提案って何ですかね？気になります(^^) (2018年3月21日 15時) (レス) id: c333982a15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆった(プロフ) - ぜひ、玲於くんとくっついてほしいです！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 5c03b39021 (このIDを非表示/違反報告)
しいな(プロフ) - じぇねうさぎさん» とっっても嬉しいです！！更新がんばります！！！(^^♪ (2018年3月20日 20時) (レス) id: 0af6ce4b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいな | 作成日時：2018年3月10日 22時
