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すぐに離れた唇



真梨愛「隆二さん…」



隆二「俺の話、聞いてくれる?」



優しく微笑んで私の手を握りながら話し始める



隆二「俺、好きな子できた」



胸がズキっと痛む



隆二「正直、親友の彼女の事はまだ好きだと思う。



けど、それよりも



大切にしたい って



俺が守りたい って思ったんだ」



優しい目をして話す隆二さん



私の気持ちを知ってて、そんなこと言ってるの?



真梨愛「私に、諦めろとでも言うんですか」



隆二「え?」



真梨愛「私の気持ち知ってて、キスして、



思わせぶりな態度して



楽しいですか?」



私の目からは涙が零れていた



真梨愛「私、嬉しかったのに



ファーストキス、知らない人じゃなくて



好きな人にされて、嬉しかったのに」



目を擦っても涙は止まらなくて



そしたら隆二さんが



隆二「俺の話、まだ終わってない」



って言って



隆二「でね、その子まだ未成年なの



しかもピチピチのJK



俺はさ、もう成人してるから



今付き合ったらほぼ犯罪じゃん笑



だからさ、これから辛いこともあるかもしれないし



俺よりいい人が現れるかもしれない



そん時は俺の事なんか捨てていいから



それまで俺といてくれない?



真梨愛ちゃん」



まさかの話で驚きを隠せない私



涙も止まらなくて



必死で頷いたら



隆二「泣かないで〜!」



って頭を撫でて抱きしめてくれる



そして、



隆二「好きだよ、真梨愛ちゃん」



2回目のキスをした

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作者名:みにれお | 作成日時:2018年8月26日 17時

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