お塩くんとお砂糖くん4

Alan ページ9

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『なーんか不思議な感じだねー』



亜「ねー」









スーパーで買い物。

この野菜がいいーとかこの肉がいいーとか。

鍋の材料を選んで





自然と亜嵐くんは、カートをおしてくれて





にこにこ幸せそうな亜嵐くんをみて

きっとしあわせそうに笑ってる、私





そして私は間違いなく

どうしようもないくらい 亜嵐くんが愛しくて堪らない








何かを選ぶ時に、悩む仕草

顎に手を置いて、口を端に寄せたり


何か好きなものを見つけた時に、嬉しそうな顔

目をクシャッとさせて、尻尾が生えたみたいに。








……全部の亜嵐くんが、全部好きですきで。









亜「なーにじっとみてるんですかぁー」




にやっと笑ってこっちをみる、

少年みたいな笑顔に胸がキュンとする。





『な、なんもっ』



亜「見惚れてたとか？かぁーわいいっ」









亜嵐くんも私と

同じ気持ちだといいな なんて思いながら

夜ご飯に入れる予定の白菜を

かごの中に入れた









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