【あんスタ】月永レオ、恋をする

恋心 ２２ ページ22

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「…なんか、今日のLeaderはおとなしいですね」



「おとなしいっていうか、そわそわしてるけど」



「うふふっ。恋って素敵ねェ…！」





セナハウスでのKnightsクリスマスパーティーが終わり、炬燵の上に置かれたお菓子やら飲み物やらをセナ達が片付けているなか





俺は、炬燵の中でずっとそわそわしていた





チラッと、すぐ傍のバッグの中に目をやる





そこには、綺麗にラッピングされたクリスマスらしい柄が入った赤い袋





Aへの、クリスマスプレゼント＿＿＿





(どんな反応してくれるかな？喜んでくれるかな？)





早く…早く会いたいっ！！





「そんなに会いたいなら、今すぐ行けば…？」





そう言った彼の赤い瞳は、情けない顔をした俺の姿を映していた





「リッツ…」



「セッちゃん達を待ってる時間がもったいないよ。どうせ、王さまのことだし待ち合わせとかしてないんでしょ？」





見破ったり〜、とでも言いたそうな笑顔を浮かべたリッツは、上半身だけを炬燵から出すと、俺のバッグを取り、それを俺に押しつける





「行ってらっしゃい」





リッツは最後にそう言うと、俺に背を向けた





(ありがとな、リッツ＿＿＿)





俺はバッグを肩にかけ、Aを探しに急いでセナハウスを出た

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