81 -玲王�� ページ50
千切「玲王、ほい」
お風呂から出ると千切が食堂から水を持ってきて玲王に渡した。
玲王「さんきゅ」
千切「落ち着いたか？凪のやつ、どうせ言葉足りてねえんだよ。玲王に敵対心出してるわけじゃねえと思うよ」
玲王「わかってる。…あいつらの反応見る限り、付き合ってはないのもわかったけど…
なんかうまく行かねえんだよ」
千切「……かっこいいとこだけ見せるのがAの中で好感度が上がるってわけでもないんじゃね？
玲王はカッケーと思うけど、アイツは別に面食いでもないしいつも誰かをかっこいいって騒いでるわけでもないし。
アイツに響くのはもっと素の姿なんじゃねえかな」
玲王「…お前もしかしてほんとにAの兄貴だったりする？」
千切「ばーか。んなわけねえだろw
姉貴の恋バナよく聞かされてただけ」
千切は笑いながら飲み終えた紙コップをゴミ箱に捨てた。
千切「頑張ろうな、明日」
玲王「…おう！」
『明日は試合…その後は…
御影コーポレーションの御曹司とデートぉ……』
なんであんなこと言ってしまったんだ、とAは頭を抱えた。
よく考えたら相手はあの御影コーポレーションの御曹司で。
白宝高校の王子様で。
そんな人とデートなんてしたら誰かしらに背後取られてしまうのではないか、だったり、
どこへ行けばいい、何を着ればいいだの頭の中は目まぐるしく回っていた。
『……顔あっつ…』
試合を控えた前日から、浮かれまくりのAである。
『とりあえず明日の試合…！
みんなが大きな怪我なく…無事に良い展開になりますように！』
Aは願いながら試合前最後の施設内の見回りをした。
凪「あ、A」
廊下でばったりあった凪はAに話したいことがあると言った。
凪「あのさ…俺、Aとはずっと、仲良しの…友達、みたいな感じでいたいんだよね。
今の関係が、すごく心地いい。
前は、キスなんてしてごめん。もちろんしたいと思ったからしたけど、おかげでそれより先がなくても、Aとのこの関係が俺にはベストってわかった。」
『…うん、私も凪くんとは距離が近すぎて、恋人になりたいのか友人でいたいのかが曖昧になってた頃だったから、
あの出来事で私も凪くんと同じ答えを見つけることができたよ。…だから、キスしてくれてありがとう、凪くん』
凪「ん、
やっぱAといるのは心地いいや」
凪はAの頭をそっと撫でた。
凪「玲王のこと、よろしくね。
Aもだけど、玲王は俺の大事な人だから。」
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pink(プロフ) - 凪咲さん» ありがとうございます！冴ちゃん短編集の方でたくさん登場させる予定です♡ (12月27日 8時) (
レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
pink(プロフ) - 優希さん» 冴ちゃんめっちゃくちゃ好きなので短編集の方でめちゃくちゃ登場すると思います…！♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
凪咲 - めっちゃよかったです！！ありがとうございます！！今度は是非冴ちゃん書いてください！！待ってます！ (12月25日 12時) (レス) @page40 id: d21e2e85d6 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 凛ちゃんのサイドストーリーご馳走様です♥️糸師兄弟推しなんで、キュンです🙌冴ちゃんバージョンも読んでみたいです♥️ (12月23日 15時) (レス) @page40 id: b7884666f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - pinkさん» えっと何それ最高か、、、❓👼🏻更新された瞬間見に行きます😭🔥無理はせず！応援しております👼🏻🩶 (12月14日 10時) (レス) id: f1a0f71f2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pink | 作成日時：2024年12月1日 0時
