79 -玲王�� ページ48
玲王が朝の身支度をして食堂へ行くと
既に何人かの選手達が食事をしていた。
その中に、凪とAの姿を見つける。
『あ、玲王くん！よかったら一緒に食べよ〜』
玲王「おう…」
玲王はそこに凪がいることに少し気まずさを感じつつ、Aの向かいに座る。
Aの隣は凪が座っているからだ。
凪「玲王おはよー」
玲王「おう、おはよ…
お前がこんな早く起きてんの珍しいな」
凪「最近は毎朝Aが起こしに来てくれるし」
凪の言葉にピクッとなりつつ、玲王は冷静を保とうと目線を食事に向けた。
凪「玲王？」
玲王「お前らって…デキてんの？」
玲王の質問に、向かいに座っているAと凪は揃って首を傾げた。
玲王「なんか、仲いーじゃん」
それを聞いた二人は少し黙ってから同時に言った。
凪・A「『それ妬いてるの？』」
玲王「はあ？どっちに…」
千切「どっちもだろ玲王〜」
玲王「通りすがりに茶々入れてくんじゃねえお嬢！」
ケラケラ笑いながら歩いて行く千切の後ろ姿をムッと見つめてから、玲王はため息をついた。
『二人とも早く仲直りしたらいいのに』
凪「え、俺と玲王って喧嘩中なの？」
玲王「あーわかったわかった、凪のことはわかったから。」
玲王はAと凪の言葉を遮るように言い放ってから、
じっとAの方を見た。
玲王「じゃあ、お前とはどうしたら距離詰めれんの？」
『私？』
Aは目をぱちくりさせてから難しい顔をした。
『私もう玲王くんとは仲良い方だと思ってたんだけど…』
玲王「そんな生ぬるいのじゃ足りねーの」
『ぬるい？凛ちゃんみたいなこと言うなぁ…』
うーん、と考えてから
Aは「あ」と思い立ったように言った。
『U-20との試合が終わったら、デートでもする？』
Aの口から出るとは思わなかったワードに、玲王は元から大きい目をさらに見開いた。
玲王「決まりだな！忘れんなよー」
『ただし、玲王くんがコートに入れてかつ活躍できたらね！』
玲王「はっ、燃えること言うじゃん」
その日からの練習では
玲王は今まで以上により一層燃えていた。
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pink(プロフ) - 凪咲さん» ありがとうございます！冴ちゃん短編集の方でたくさん登場させる予定です♡ (12月27日 8時) (
レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
pink(プロフ) - 優希さん» 冴ちゃんめっちゃくちゃ好きなので短編集の方でめちゃくちゃ登場すると思います…！♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
凪咲 - めっちゃよかったです！！ありがとうございます！！今度は是非冴ちゃん書いてください！！待ってます！ (12月25日 12時) (レス) @page40 id: d21e2e85d6 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 凛ちゃんのサイドストーリーご馳走様です♥️糸師兄弟推しなんで、キュンです🙌冴ちゃんバージョンも読んでみたいです♥️ (12月23日 15時) (レス) @page40 id: b7884666f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - pinkさん» えっと何それ最高か、、、❓👼🏻更新された瞬間見に行きます😭🔥無理はせず！応援しております👼🏻🩶 (12月14日 10時) (レス) id: f1a0f71f2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pink | 作成日時：2024年12月1日 0時
