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翌朝

蜂楽「あれ?今日はAちゃんまだ食堂にいないねー」

食堂でそれぞれが朝食を終えていく中、蜂楽は食堂内を見渡して言った。

潔「ほんとだ…珍しい」

蜂楽「凪っちもいないね」

潔「まああいつは寝てるんだろうけど…」

千切「……」

玲王「……」

タイミングが合って一緒に食事をしていた千切と玲王は、
蜂楽と潔の会話を聞きながら難しい顔をしていた。

潔「2人ともどうかした?」

千切「考え事」

玲王「俺もそんなとこ」

千切と玲王は、
凪とAが揃っていない理由が、
もしかするのではないかと脳裏に浮かび
食事の味がまともにしない。

潔「…美人って怒ったりするとなんか顔怖いよな」

蜂楽「にゃははっ それこの2人のこと?」




___

______

___________



凪「ふあ〜…」

凪は目を覚ますと、視界には見慣れた感じの天井。
そして横を見ると、Aの寝顔。

凪「え…俺の方が先に目覚めたの…」

2人して夜更かしして寝たが、
Aが先に起きて朝はAが起こしてくれるだろうと
内心楽しみにして眠りについた凪は、
少しがっかりした。

でも…

凪 (寝顔堪能するのもいいかも)

じーっとAを見つめる凪の顔は優しさに満ちていた。

スマホで時間を確認し、
はあ、とため息をつく。

凪 (まだ全然このままでいたいけどあと2時間したら発表じゃん…ていうかAは朝やることあるかもしんないし……あーもったいな、まだここにいたいー…)

凪は仕方なくAを起こすことに決めた。

凪「A」

ひとつ名前を呼ぶが、Aはすやすや寝息を立てている。

凪「…寝起きすげー悪かったらどうしよ…」

凪は少し不安になったが、Aを優しく起こす。

凪「A、もしかしたらそろそろ起きた方がいいかも…俺はまだゴロゴロしててもいいけど…」

『んー…』

Aの目はなかなか開かず、寝返りついでに凪の体に抱きつく形になり、凪は固まった。

凪「………」

凪の頭の中では宇宙が広がり
何も考えないように努めた。

『ん……凪くん…?』

完全にまだ半分夢の中状態のAは
ぼんやり視界に映る凪の名前を口にした。
その声で宇宙から引き戻された凪は、
Aの顔を見ちゃいけないと頭ではわかっていたが、
視界に入れてしまった。

凪「A……かわいい」

凪はまだ寝ぼけているAと目が合った瞬間、
自分の名前が溢れたその唇にキスをした。

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pink(プロフ) - 凪咲さん» ありがとうございます!冴ちゃん短編集の方でたくさん登場させる予定です♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
pink(プロフ) - 優希さん» 冴ちゃんめっちゃくちゃ好きなので短編集の方でめちゃくちゃ登場すると思います…!♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
凪咲 - めっちゃよかったです!!ありがとうございます!!今度は是非冴ちゃん書いてください!!待ってます! (12月25日 12時) (レス) @page40 id: d21e2e85d6 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 凛ちゃんのサイドストーリーご馳走様です♥️糸師兄弟推しなんで、キュンです🙌冴ちゃんバージョンも読んでみたいです♥️ (12月23日 15時) (レス) @page40 id: b7884666f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - pinkさん» えっと何それ最高か、、、❓👼🏻更新された瞬間見に行きます😭🔥無理はせず!応援しております👼🏻🩶 (12月14日 10時) (レス) id: f1a0f71f2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pink | 作成日時:2024年12月1日 0時

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