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『私あの喧嘩止めてくる!』
凪「やめときなよ、そういうエゴも大事だけど…蹴り飛ばされても知らないよ」
『大丈夫!あの喧嘩してる2人とは一応顔見知りだから!』
凪はめんどくさそうにため息をつきつつ、スマホをポッケにしまい、いつでも助けられるように見守った。
その様子を見て雪宮は、
雪宮(凪くんをこんなふうにさせるなんて…Aさんがどんな人なのか知りたいな)
とAに興味を持った。
Aが近づいていくと、茶化していた烏と乙夜は「お?」と見知らぬ女の子の登場にその場から一歩下がった。
『凛ちゃん!士道くん!』
Aがどうこの場を収めるのかと4人が見守る中、
Aが取った行動は大きな声で名前を呼んだだけ。
それだけで2人はピタッと動きを止め、Aの方を向いた。
士道「うひょ、この間のかわいこちゃんじゃん」
凛「…チッ」
『もうやめてよね、そういうのかっこよくない』
士道「しょうがねーなー、とりあえず一旦やめるかあ」
凛「フン…」
烏「おうおう…なんかすごい子現れたやんけ…」
乙夜「ちゅーす。お嬢さん」
烏「さっそく口説きに行きよるやん」
『初めまして』
Aは烏と乙夜にも挨拶をし、
乙夜の忍法も何度も交わして凛の元へ戻った。
烏「惨敗やなチャラ忍者」
乙夜「実は前から知ってて狙ってたけど交わされてて…もしかしてくのいち忍者の可能性」
烏「あー、俺も二次選考からたまに見かけるようなったわ。忍者かは知らんけど」
『士道くん、あんまり派手なことしないで。凛ちゃんは歳下なんだから優しくしないと』
士道「こいつ歳下のガキんちょだったのかぁ?」
『もう黙って。ガキもなにも1つしか歳変わんないんだから』
凛「この暴走触角ぶっ○す…」
『凛ちゃんもあんまり生意気な口きかないの。
そろそろ言葉遣い改めないと、もうリンリンって呼ぶからね』
士道「リンリンwwwwwぎゃははははwwww」
凛「お前もぶっ○すぞ…」
『お前って…』
そこでAは、もしかして凛に名前で呼ばれたことがないのではないかと気づいた。
『お前って誰?名前は?』
もしかして名前を知られていないのかと心配になり、
名前を言えと攻め寄るAに、凛は少し焦りを見せる。
凛「〜〜〜こっち来い!(怒)」
Aはヤバいやり過ぎたと思いつつ、凛に連れられ部屋の外へ出た。
『ごめんって凛ちゃ
凛「A」
Aが謝ろうとすると、凛は初めてAの名前を口にした。

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pink(プロフ) - 凪咲さん» ありがとうございます!冴ちゃん短編集の方でたくさん登場させる予定です♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
pink(プロフ) - 優希さん» 冴ちゃんめっちゃくちゃ好きなので短編集の方でめちゃくちゃ登場すると思います…!♡ (12月27日 8時) (レス) id: 9490a78089 (このIDを非表示/違反報告)
凪咲 - めっちゃよかったです!!ありがとうございます!!今度は是非冴ちゃん書いてください!!待ってます! (12月25日 12時) (レス) @page40 id: d21e2e85d6 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 凛ちゃんのサイドストーリーご馳走様です♥️糸師兄弟推しなんで、キュンです🙌冴ちゃんバージョンも読んでみたいです♥️ (12月23日 15時) (レス) @page40 id: b7884666f3 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - pinkさん» えっと何それ最高か、、、❓👼🏻更新された瞬間見に行きます😭🔥無理はせず!応援しております👼🏻🩶 (12月14日 10時) (レス) id: f1a0f71f2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pink | 作成日時:2024年12月1日 0時