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投票の結果、委員長が出久で副委員長が八百万となった。
そして時間は経ち、お昼の時間となった。
秋声は轟に誘われたので一緒にご飯を食べていた。
席は窓の近くの席だ。
秋声はあったかいそばを、轟はあったかくないそばを頼んでいた。
｢お前もそばが好きなんだな｣
『うん、好き。あったかいやつが特に』
｢そうか、俺はあったかくない方が個人的には好きだ｣
こんな感じでそばについてのトークが始まる。
そばについて暫く話していればいきなり警報が鳴り響いた。
(セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい)
そんな放送が流れ、食堂は一気にごった返した。
秋声と轟は端の方で頑張って耐える。
｢セキュリティ3が突破……ということは誰かが侵入してきたってことか｣
『そう。あれを見て』
｢？｣
秋声はそう言って近くの窓を指さす。
そこには沢山の報道陣が居た。
｢報道陣の仕業だったのか……｣
『そうだろうな……ｯうわっ、』
｢徳田！｣
端の方に居た秋声だが、外に出ようと前に前に進もうとする生徒たちに巻き込まれてしまった。
背が低い方の秋声は人に飲み込まれてしまう。
｢ｯ徳田！！｣
『！』
すると、人をかき分けて轟が秋声の元まで来て腕を引っ張り、端の方へと連れて行ってくれた。
『あ、りがと……轟。助かった……』
｢ああ、構わない｣
すると、前の方から突然大声が聞こえてきた。
｢大丈ー夫！！｣
それは飯田の声だった。
飯田は非常口の上の壁に張り付き、声を張り上げていた。
｢ただのマスコミです！なにもパニックになることはありません。大丈ー夫！！ここは雄英！！最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！！｣
飯田のお陰で少しずつ落ち着いていく皆。
人混みもだんだんと無くなっていった。
秋声と轟は顔を合わせる。
そして、
『飯田、すごいね』
｢ああ、すごいな｣
と、呑気にそんな会話をしていたとか。
その後、出久の提案により委員長が出久から飯田へと変わった。
飯田はクラスメートから｢非常口飯田｣と呼ばれていた。
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零斗(プロフ) - 赤くんさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます^^ (2018年1月14日 0時) (
レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
赤くん(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いです！！ 時々出てくる探偵社の人達の優しさに心がぎゅーっとなります！更新頑張って下さい！！ (2018年1月14日 0時) (レス) id: 7557c13daf (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからもずっと更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月13日 21時) (レス) id: ed21ea3381 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» 覚えていますよ！前作でもコメントありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 16時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零斗 | 作成日時：2018年1月8日 0時
