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｢……お前は凍らなかったのか｣
『うん』
轟と秋声はある程度距離を取って話をする。
轟は秋声と話している途中でまた秋声を凍らせようとする。
だが秋声はそれもまた避ける。
｢また避けたか……｣
『うん。運動とか体術系は得意だから』
｢お前の個性は｢重力｣だったか｣
『何で知ってんの？』
｢入学初日に窓から登校してくる奴初めて見たから気になって個性把握テストの時見てた｣
『ああ、なるほど。……でもね、』
｢！｣
秋声は手から冷気を出す。
『お前が"氷"なら私も"氷"でいこうと思う』
｢……｣
轟と秋声の氷VS氷の戦いが始まる。
・−・−・−
｢重力使った方が有利になるんじゃねぇのか？｣
互いに氷で攻撃しながら轟が秋声に話しかける。
『……確かに有利にはなる。
だがこんな狭い壁のある部屋の床を重力で粉々にしたら動きずらいだろうし、床が抜ける。核もあるしな』
｢そうか｣
互いに攻撃したり避けたりの繰り返し。
すると、今度は意外にも秋声から話し始めた。
『そう云えば自己紹介してなかった。私の名前は徳田秋声。よろしく』
｢そういえばそうだな。俺は轟焦凍。よろしくな｣
戦いながら自己紹介するという何とも言えないこの状況。
轟も流れに乗って自己紹介をしたが入学初日に窓から教室に入ってきたり今みたいに突然自己紹介をしてくる秋声は変わってるなと思うのだった。
・−・−・−
暫く交戦が続いたが、秋声が轟の隙をついて得意の体術で素早く轟を床に叩きつけた。
『……確保』
秋声は素早く轟に確保テープを巻き付けた。
｢お前、本当に体術に長けてるな。誰かに教わったのか？｣
『……まあ。帽子のチビにね』
｢？｣
秋声の言葉に轟は首を傾げるのだった。
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零斗(プロフ) - 赤くんさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます^^ (2018年1月14日 0時) (
レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
赤くん(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いです！！ 時々出てくる探偵社の人達の優しさに心がぎゅーっとなります！更新頑張って下さい！！ (2018年1月14日 0時) (レス) id: 7557c13daf (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからもずっと更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月13日 21時) (レス) id: ed21ea3381 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» 覚えていますよ！前作でもコメントありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 16時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零斗 | 作成日時：2018年1月8日 0時
