【ヒロアカ×文スト】生まれ変わっても守りたい

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暫くすれば、全員が揃った。





｢先生！ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか！？｣





ロボットみたいな戦闘服を着た飯田がオールマイトに質問をする。





｢いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘(････)訓練さ！！

敵対時は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内のほうが凶悪敵出現率は高いんだ。

君らにはこれから｢敵組｣と｢ヒーロー組｣に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう！｣


｢基礎訓練もなしに？｣


｢その基礎を知る為の実践さ！ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ｣


｢勝敗のシステムはどうなります？｣


｢ブッ飛ばしてもいいんスか ｣


｢また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……？｣


｢このクラスは21人と奇数ですがどのような分かれ方をすればよろしいですか｣


｢このマントヤバくない？｣


｢んんん〜聖徳太子ィィ！！｣





一気に生徒から質問されるオールマイト。

そんなオールマイトはカンペを見始めた。





｢いいかい！？状況設定は｢敵｣がアジトに｢核兵器｣を隠していて、｢ヒーロー｣はそれを処理している！

｢ヒーロー｣は制限時間内に｢敵｣を捕まえるか｢核兵器｣を回収すること。

｢敵｣は制限時間まで｢核兵器｣を守るか｢ヒーロー｣を捕まえること。

コンビ及び対戦相手はくじだ！尚、1チームだけ3人になっちゃけどそういう状況だと考えて実践するように！｣





順にくじを引いていく。

秋声のチームは＿＿3人チームのＩチームだった。





｢続いて最初の対戦相手はこいつらだ！！

Ａコンビが｢ヒーロー｣！Ｄコンビが｢敵｣だ！｣





オールマイトが引いたのは出久のチームと爆豪のチームだった。

出久のチームがヒーローで爆豪のチームが敵だ。

出久と爆豪のチーム以外はモニターで観察する。





『……はぁ』





初戦からすごい戦いになりそうだなと秋声は小さく息を吐いた。




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