今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:9,236 hit
小｜中｜大
60 ページ21
笑顔で靖友くんをお見送りした日から、もう1ヶ月経つ。
メッセージのやり取りは毎日してる。
電話はあんまり長い時間は出来ないけど、2・3日に1回くらいかなぁ？
新生活で忙しいはずなのに、時間を作ってくれてるのが嬉しい。
「あのね、今日アルバイト採用の連絡がきたよ…！あのハンバーガー店から…！」
「ぷっ！おめーマジでそこでバイトすんのかヨ！」
今も靖友くんと電話中。
私の大好きな時間。
「無理すんじゃねぇぞ」
「うんっ。ありがとう…！頑張るねっ」
えへへ、好きな人に応援されるのって嬉しいねっ。
「靖友くん、今日大学はどうだった？」
「疲れたっての。それなのに金城がヨォ…」
……ふふっ。
お友達についてため息混じりに話してるけど、なんだか声色が楽しそう。
学校生活、大変だけど楽しめてるみたいでよかった。
やっぱり、靖友くんの学校でのお話聞くのは私も楽しいし嬉しくなる。
「ふふっ」
「あ？今笑う要素なかったんじゃナァイ？」
「なんでもなぁい」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮菜 | 作成日時：2021年4月10日 0時
