焦がれる ページ36
「なぁ､何時まで寝てんだよい」
「今日は星が綺麗だったよい」
「今日はエースが目覚めたよい」
「今日は麦わらとエースが派手にやらかしてサッチに怒鳴られてたよい」
「今日は陸に残していたナース達が戻ってきたよい､ナーシャとリリーが騒いでたねい」
「最近毎日クレアが来てるよい､俺が居るときゃあ泣いてねぇがバレバレなんだよい。あいつ。お前の大事な妹分泣かせてるよい」
「今日はお前の父親が来てたよい」
「今日はエースがパイナップルを持ってきたよい」
「今日は..」
「今日も..起きねぇのかよい」
お前に触れているのに､実感がない
死体と間違えるほどの低い体温と呼吸器に繋がれた顔
大量の線が腕から伸びて､そんなものは知らないとでも言うように穏やかに眠るA
「もう何でもいい､誰でもいいからAを...返してくれ」
神に縋って海に縋って奇跡に縋った
何も変わらない現実と向かい合うにはあまりにも日が経ちすぎていた
そしてAが眠ってから半年がたった
エースはルフィと共にAの父親レイリーの元で修行するだとか行って毎日駆け回っている
オヤジは中々酒をやめようとしないが体調はいい方向へ行っている
傘下が俺達の代わりに縄張りの見張りを行ってくれるようになり、Aがいない生活が日常へと変わっていった
ある日、俺たちが根城にしている無人島にある男がやってきた
「悪ぃ！通してくれ！」
「海軍のスパイ通すほど俺らは馬鹿じゃねえ」
「あぁ双剣のサッチか､エースに会わせてくれ！」
「..なんで生きてることを知ってる」
「革命軍のNo.2がなんのようだよい」
「あぁ！もう､エースにサボが来たと伝えてくれ...！」
「おわ､マルコなんだよ」
「サボとか言うやつがお前に会わせろって港で騒いでるよい」
「..さ、ぼ？」
「エース！でもサボは」
「行くぞ！ルフィ！」
あとから聞いた話3人は生き別れた義兄弟だったそうだ
エース達の死んだ記事を見て記憶を取り戻した
片っ端からエースの情報を調べるうちに海軍上層部しか知らない機密情報である､エース生存の事実を知り､誰も知らないはずのこの島を見つけて会いに来たのだ
3人とも泣いていた､泣いて笑って､喜んでいた
「Aも居たら泣いてんだろうな」
「あいつは涙脆いからねい」
「もうアイツの特製スイーツレシピ50を超えた､お前も俺らを頼れよ」
「よい」
ありゃあ頼る気ねぇなぁ
さっさと起きねぇとマルコ死んじまうぞA
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麗葉 - 最高でした！(｀；ω；´)違う作品でも頑張ってください！ (5月6日 20時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 番外編でエースとサボとルフィと4人で会うのも見てみたいです！ (2020年6月8日 5時) (レス) id: b4debc2124 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 黒猫さん» 頑張って続けます！任せろ〜！笑、ありがとう！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 幸別愛友さん» 私､正直viぐらいで辞めてしまおうと思ったのですが幸別さまのコメントで頑張れました、とっても嬉しかったです！ありがとうございました！遅くなりますがゆっくり更新していきますので今後ともよろしくお願いいたします。 (2020年5月28日 18時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ゆうきさん» ありがとうございます､今後ともよろしくお願いいたします！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2020年5月10日 0時
