142；君であって君でない ページ42
『まるこ！おふろいってくるねー！！』
マ『よい』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aが幼児化して2週間｡可愛がり続けるのにも不安が見えてきた､このまま本当に戻らなくなるのでは､戻らないのであれば､いずれは迎えに来ない母に気づくことにもなるだろう
隊長達は不穏な雰囲気で話を始めた
サ「で､そろそろやばいんじゃねぇか？」
エ「俺もマルコもクレアも1週間で治ったから」
マ「Aだけ瓶1本飲んでるからねい」
ハ「ほんとに戻らなくなったら.......」
マ「育てるよい。ちゃんと育てる」
サ「いや､それはもちろん。だけど.......」
エ「.......マルコ」
そうだ。育てると言ってもマルコはAの恋人なのだ。これ程までに残酷なことがあるのだろうか
イ「ならこれからはもっと叱る必要もあるな」
サ「人を育てるなら甘やかしてはいられねぇもんな」
エ「.......なぁ。俺たちで育てて､ちゃんとあのAになるのか」
皆が一切に黙った。全員が思っていて言えなかったこと。100歩譲って育てることが出来たとして､元のAのように男のような振る舞いをすることはまず無いだろうし､戦えるようになるのか。否、きっと戦わせもしないだろう。それは.......果たしてAと言えるのか。
エ「俺が.......Aを殺したのか」
元のAに戻らないということは､元のAは『死んだ』ことになるのか。同一人物であり､違う人物であり､エースは自責の念にかられるばかりだ。
何かと喧嘩も多かったが互いに1番に信頼し､いつも共にいる友であり家族であり､相棒だった
マ「AはAだよい＿＿＿」
エ「でも＿＿＿」
ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
『ただいまぁぁ！！』
ク「もうAさん！髪の毛まだ乾いてない！」
走ってくるとマルコに飛びついたA
幼い､可愛い､紛れもない『A』でどこか変わるかもしれない『A』
マ「ほら､髪乾かすよい」
『んー』
マルコに髪を拭いてもらい､機嫌の良くなったAの視界に入ったのはどうしても視線を合わせようとしないエースだ
143；難しい話をすると頭痛がする→←141；四皇はいささか甘やかし教育過ぎるとか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るちる(名前)(プロフ) - アニメ化してほしいくらいです！何回でも読みたくなります！！ (2021年3月15日 7時) (
レス) id: 94d492ed54 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 黒猫さん» お名前､悩みますね笑！まぁノリで頑張ります！！私も冬は朝起きれないので憂鬱です笑！頑張って冬超えましょうね！！プロフ？も使い方よく分かっていないのですがとりあえずめちゃくちゃ嬉しかったです！笑 (2019年10月24日 20時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 抹茶色ネココさん» 良かったです！！！！ぜひまた何かありましたら御気軽にコメントしてくださいませー！！更新また頑張りますね！ (2019年10月24日 19時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - プロフデビュー？しました！これからも応援してますー！ (2019年10月24日 18時) (レス) id: 75473df2cf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 猫の名前ですね？…やっぱり迷いますね((笑 ここは王道のヒナちゃんとかどうでしょう？れんこんさんはネーミングセンスもありそうなのでそこはお任せしますね(=´∀｀) 私冬苦手なので…あったかくして一緒に冬こしましょう！ (2019年10月24日 16時) (レス) id: 75473df2cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんこん | 作成日時：2019年10月16日 21時
