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1時間､2時間.
いつまで経っても2人は戻ってこない
5段アイスはさすがに1人では食べれなくて
2人にあげようと思って食べずに待っていたのに
もうドロドロに溶けて
お姉ちゃんからもらったおさがりの
大好きなワンピースだって汚れてしまった
ぐすっ、ぐす、、
「おねえちゃ、、んっ。さ、うろ！！」
泣き出したAは自分たちのが乗ってきた船がないことに気がついた
...置いていかれた?
「ゃ、やだぁぁ！！おねえぢゃんんん！
ざう、ろおお！どごなのおお」
泣き出したAは近くにあった小舟に乗り込むと
船を縛っていた紐を解いた
わずか3歳
いくら島は目の前にあっても荒れる海は優しくはない
それでも運がいいのか悪いのか
ようやく"オハラ"に着いた時には
島にバスターコールが始まっていた
もはや島は壊滅状態
「おねえぢゃんん！！おねえぢゃん！！
ざうろおおお！ざ、うろ。は、かせ....。」
燃え上がる島を走り回るA
数々の瓦礫に足が取られ何度も転び
ボロボロになった
それでもAは足をとめなかった
「おねえぢゃん.......。。」
「.......A?」
名を呼ばれ振り返ると"お姉ちゃん"がいた
「おねえぢゃんん！！おねえぢゃん！！」
ぎゅっと抱きつくもなんだか違う匂いがした
懐かしいような温かいようなそんな匂い
上を向くと綺麗な人がいた
お姉ちゃんによく似た綺麗な人
「.......ま、ま？」
なんだかそんな気がした
あったことなんてないけれど
お姉ちゃんのような優しい目と優しい手
「うん､ママよ。貴方のママ。
元気にしてた？痛くない？」
「うん､うん。まま、あのね。
お姉ちゃんがいないの。お姉ちゃんはどこ.......？」
彼女にとって今重要なのはロビンなのだ
母のことも好きだが初対面のようなものだ
大好きな大好きな姉がいないのだ
それはとてもとても不安でしかない事だった
「海に出るの､
そしたら絶対お姉ちゃんに会えるからね？
大丈夫よ、。この船は絶対大丈夫。
ママはAが大好き。愛してる。
幸せに生きてね」
「ままは来てくれないの.......？やだ。やだぁあ」
姉もいないサウロもいない
母もいなくなる
いくらもうすぐ4歳とはいえまだまだ子供。
オルビアとて酷なことだと分かっていた
それでも心を鬼にして我が子を助けたのだ
「A行きなさいｯｯｯ！
ママもサウロもロビンもすぐに会えるからね」
「...ぜっだぃだよ」
「うん、約束」
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れんこん(プロフ) - ユウさん» ありがとうございます!!!続編も頑張ってまいります〜！ (2019年9月23日 12時) (
レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ルフィ達と仲間になって、恋も冒険もこれからどうなっていくか楽しみです！これからも頑張ってください！！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: ed90e02b61 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ロキさん» ありがとうございます、 『サウザンドサニー号』に修正致しました (2019年9月22日 16時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ロキ - サニー号の名前がサウザンサニーになってます (2019年9月22日 15時) (レス) id: 1e15c62fde (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ぴのさん» よかったです！お読み頂きありがとうございます！ (2019年9月22日 10時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2019年9月15日 16時
