ドSな先輩、クールな同級生、天然な後輩、ワガママな幼なじみ。【名前変換オリジナル】

story.3 ページ5

あ「おはよー優!!」



優「あ、おはよA！今日も元気だねー」



にっこり笑う優は私の親友であるのです。



あー、優の笑顔は癒されるー、などと思っているとぐーっとお腹が鳴った。



優「あれ、もしかして朝ご飯食べてきてないの？」


あ「うん、お恥ずかしいながら…」


優「もー、しょうがないなー…」


そういいながら優はカバンをあさりはじめる。



優「んーっと、あった！はいこれ、朝ご飯にお菓子はどうかと思うけど、何も食べないよりはマシでしょう？」


そういってお菓子を私に捧げてくれる優はまるで天使。


あ「ありがとうございます女神様」


優「その呼び方やめよう。あ、もうちょっとで電車乗るから食べるのは後にしたほうがいいよ」


そう、私たちは電車通学だ。


まぁ、電車を降りればすぐ高校だからどうってことはないんだけど。



まもなく電車が来たので、車内に乗り込む。


相変わらずのすごい人だ…ぎゅうぎゅうづめになりながらも、なんとか場所を確保。



優「そういえばA、今日蓮くんと一緒に登校するんじゃなかったっけ？」


あ「うん、そうだけど。優の姿見えたからおいてきちゃった」


てへっと小首をかしげると、かわいいから許す、と言ってくれた。よっしゃ。



あ「それよりも、また同じクラスになれるといいねぇ」


優とは、一年生の時に知り合った。



なんといいますかこう…運命というものを感じちゃったわけですよ!!


優「そうだね、きっとなれるきがするなぁ」



こういうときの優のカンは、けっこう頼りになる。


だから、期待していいということだ。



それから学校につくまで、たわいのない話をした。

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