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story.26 ページ30

校舎をでて帰り道を歩いていると、後ろから声をかけられた。



優「あれ、A?」



ふりむくと、おどろいた顔をした優がいた。



優「ここにいるということは…」



ニヤリと笑う優を見て、嫌な予感しかしない私。



あ「な、なに」


優「ねー、優斗先輩に生徒会室で押し倒されたって本当?」



ぎゃぁああああああああ!?なぜそれを?!



私の心の声を表情からくみ取ったのか、優が説明を始めた。



優「なんかね、生徒会に所属してる部活の先輩がいるんだけどね。


その先輩が『2Aの副委員長さんが優斗くんに押し倒されてた』って顔真っ赤にして言っててさ」



ちなみに、私が所属しているのは2Aである。あの時の先輩か…



優「それで、それは真実なの?!さあ言ってみて!!」



目をぎらぎら輝かせながら顔を近づけてくる優は、まるで噂に飢えたケモノだ。



私は無言でコクン、とうなずく。



あーもう、思い出すだけで顔がぁあああああっ。



優「へぇー、Aもやるねぇ。さ、そこに至るまでの経緯を話しなさい!!」



めんどくさかったが、あまりに優がうるさいのでしぶしぶ話し出す。


小学校のことも一応話しておいた。



電車を降りたあたりで、話は終わった。



優「へー、まさかあの4人と小学校同じだったとは!覚えてないの!?」



あ「いや…蓮のことしか…」



優「まったくっ!残念っ!!」



あ「…でもさぁ、さっきの優斗先輩。あれ絶対遊びだよ。最後に、『こういうのは好きな人にしかしない』みたいなこと言ってたけどさ…絶対嘘だよね、そういうの」



優「ふふ…どうだろうね。でも、私は本気なんだとおもうなぁ。


だって、よく聞くもん。『女たらしみたいな雰囲気だけど、全然そんなことない』って。ちゃんとした好きな人がいるみたいな噂も聞いたことあるな」


うーん、なんとなく私は、優の言葉は信じてしまう傾向にある。


だから今は…半信半疑状態かな。

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- 主さんストーリーとても面白いです!あの質問なんですが作った人から名前変換オリジナルの名前って見たりできるんですか? (2022年10月9日 18時) (レス) @page7 id: 914057515a (このIDを非表示/違反報告)
マコ - 幼なじみ可愛すぎて心臓痛いです笑 (2016年11月14日 0時) (レス) id: 3964615cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - か - せんぱいがいいな - 笑 (2016年6月28日 16時) (レス) id: a9f7a71f31 (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 先輩がいいです! (2016年2月29日 1時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - せんぱいで!! (2015年7月20日 23時) (レス) id: 6d0d403dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 16時

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