第三百二十二話 ページ32
花垣武道side
パーちんは、家業を継いで大金持ち…花嫁は、幼なじみらしい。
ペーやんは、今もパーちんの側近。
三ツ谷くんは、駆け出しのファッションデザイナー…もちろん将来有望の！
八戒は、なんと海外で活躍するトップモデル！
ユズハちゃんは、八戒のマネージャー。
河田兄弟は二人でラーメン屋をやってる。
店の名前は、もちろん“双悪”。
千冬は、ペットショップの経営者で一虎くんと場地くんは千冬の店を手伝ってるらしい。
マイキーくんは、バイクレーサー。
Aちゃんは、話題の小説家。
そしてドラケンくんは、イヌピーくんと一緒にバイク屋を経営しつつマイキーくんのメカニックもしている。
みんながそれぞれの夢を叶えたんだ。
一人一人の顔を見ていると
『タケミっち。』
とAちゃんに声をかけられた。
武「Aちゃん！」
当然ながら、１２年前よりも大人びて綺麗になっていた。
前に見た未来のAちゃんよりも健康的だ。
『おかえり……って言うべきかな？』
武「アハハ、そうっすね！」
『どう？この未来は？』
武「めっちゃ素敵な未来っすよ！」
『ふふふっ……良かった。君と約束したからね！“あとは、私たちが頑張る”ってね。』
Aちゃんのその言葉にこの１２年で色々な事があったんだと感じた。
それでもAちゃんたちは、この未来の為に頑張ってくれた。
武「ありがとうございます！」
『全部、君のおかげ。圭介が生きてるのも……一虎が笑ってるのも……真兄やエマが幸せそうなのも。本当にありがとう。お疲れ様。』
Aちゃんの言葉にオレは、止まっていた涙がまた溢れ出した。
『本当に泣き虫だな〜！』
みんながオレを笑う中
パ「そこー！！勝手に盛り上がるなー！！」
とパーちんくんの叫びが式場中に響き渡るのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミニオン(プロフ) - 鈴華さん» コメント残していただいてありがとうございます！お褒めの言葉とても嬉しいです(*´ `*) (8月28日 17時) (
レス) id: 3c7e9e65de (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - もうほんと神作品でした泣泣ありがとうございます！！ (8月28日 15時) (レス) @page34 id: 46cef2995c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミニオン | 作成日時：2025年7月14日 13時
