第三百十九話 〜幸せな未来〜 ページ29
花垣武道side
色々あったけど……オレは何とか目標を果たせたんだ！
きっと、今度はヒナが死なない現代のはずだ！
オレは、なんだかんだでヒナと12年後に結婚の約束をして直人と初めて握手した公園で最後の握手をした。
そして、気がつくと何故か男子トイレにいた。
オレは、鏡を見て自分が成長しているのを確認する。
戻ってこれた！
間違いない直人が……生きてるって事だ！！！
オレは、もう一度鏡を見て
……でもなんでタキシード？
そして……どこだここ？
ゴーン、ゴーン
と鐘の音が聞こえた。
タキシードに鐘の音……。
え？
これって
“12年後に結婚しよう。”
オレは自分が言ったことを思い出し
まさか！！
とトイレから慌てて飛び出した。
すると
日｢遅い！もう！披露宴始まっちゃうよ！？｣
とおめかししてドレスを着たヒナがいた。
武｢ヒナ……｣
オレ……ついに……ついに！！
ヒナは、オレの腕を掴み走り出した。
日｢もう主役待たせてどうするの？｣
武｢へ？主役？｣
日｢今日は、林田くんの結婚式でしょ？何言ってるの？｣
へ？林田くん？
日｢ホラ、早く早く。｣
ちょっとまってくれ展開についてけねぇ！！
オレの頭は、こんがらがっていた。
会場に入ると
龍｢おせぇぞ、タケミっち。｣
へ？
千｢早く座れよ。｣
《それでは本日の主役新郎新婦のご入場です！！》
そのアナウンスと同時にライトアップされたのは、白のタキシードに身を包み可愛らしい人と腕を組んだパーちんくんだった。
……林田くんってパーちんくん！！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミニオン(プロフ) - 鈴華さん» コメント残していただいてありがとうございます！お褒めの言葉とても嬉しいです(*´ `*) (8月28日 17時) (
レス) id: 3c7e9e65de (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - もうほんと神作品でした泣泣ありがとうございます！！ (8月28日 15時) (レス) @page34 id: 46cef2995c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミニオン | 作成日時：2025年7月14日 13時
