３１６本目 ページ4
私は、涙を拭い
『マイキーくん……決めるのはあなただから。』
とマイキーくんを見るとマイキーくんは、立ち上がって私の隣に座った。
佐「お前さ？オレが昔、お前のこと好きだったこと知ってたか？」
いきなりのことに驚いた。
『……え！？そうなの！？』
マイキーくんは、私の頬に手を添え親指で涙を拭ってくれる。
佐「お前が三ツ谷と両思いみてぇだったから、諦めた……。オレは、今でもお前が好きだ。お前がサウスからどんな仕打ちをされるかは、知らねぇが……。それを見過ごせるほど、腐ってねぇんだ。お前は、オレを利用する。そして、オレはお前に漬け込む。それだけの事だ。」
『私がマイキーくんの気持ちに答えられなくても？』
佐「好きな女を抱けるなら男は、その辺関係ねぇんじゃねぇか？」
そこまで言うとマイキーくんは、吐息が当たるほど顔を近づけて
佐「どうする？」
と聞いてきた。
私、優しい人を利用してばっかりだな……。
罪悪感に苛まれながら私は
『それでもいいよ。』
と答えた。
すると、マイキーくんは私にキスをした。
佐「“取引”成立だな。」
にっこりと無邪気に笑い、私にもう一度キスをするのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミニオン(プロフ) - kihararokoさん» 次の明石との接触に乞うご期待( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧程々で頑張ります( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧ (2月12日 0時) (
レス) id: 3c7e9e65de (このIDを非表示/違反報告)
kihararoko(プロフ) - 千寿ちゃんの情報をちゃっかり手に入れてるｗｗ巧いなぁ……ミニオンさん無理しないでね？本当に(;´∀｀)💦 (2月12日 0時) (レス) @page45 id: 7726a1bcf7 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - kihararokoさん» めちゃめちゃ嬉しいです(*´艸`)kihararokoさんに満足いただけるように頑張りますね( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧ (2月12日 0時) (レス) id: 3c7e9e65de (このIDを非表示/違反報告)
kihararoko(プロフ) - もう、あー…最高の作品だ…作者誰だろって読み終わってから、作者みたらミニオンさんで、もう尊い…尊い過ぎる///((ﾉｪ`*)っ))ﾀｼﾀｼ (2月11日 23時) (レス) id: 7726a1bcf7 (このIDを非表示/違反報告)
ミニオン(プロフ) - kihararokoさん» お心遣いありがとうございます(*^_^*)自分なりに休憩しつつやってるので大丈夫ですよ( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧“君のとなりで”を読んでくれたんですね(*´艸`)喜んでもらえて嬉しいです(*´艸`) (2月11日 23時) (レス) id: 3c7e9e65de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミニオン | 作成日時：2025年2月9日 22時
