主は赤子です。 (ページ2)

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香夜「第1話…！映像……です！」ページ2

安定「清光？政府は？」

安定が出てきた。

清光「担当は帰ったよ。というか大広間に全員集めてくれない？」

そう告げると安定は首を傾げながらこっちを見る

安定「は？なんで僕が……てか呼んでどうするの？」

担当から渡された物を見せる。

清光「これ。主が死ぬ前に撮った映像らしい。それも俺達に。」

安定は目を輝かせながら、喋る

安定「主がもう一度見れるんだね？！僕みんなを呼んでくる！！」

そう告げると走りながら、「みんなーー！」って聞こえるんだけど…………どんだけでかい声出してんの？

俺は映像を準備しますか！！

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三日月「加州。準備は出来ているのか？」

みんな集まり、代表として三日月が聞いてくる。

清光「出来てるに決まってるでしょ！ほら！再生するよ！」

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？「えーっと。これで撮れてんのかな？」

再生して直ぐに聞きなれた声と見慣れた手が見える。

長谷部「主…!!」

長谷部はこれだけで泣きそうだよ。
どれだけ主大好きなのさ。

？「悠くんそこいたらこの子が映らないでしょー」

悠理「わりーわりー」

今度は主の事を「悠くん」と呼ぶ女の人の声がして、そしたら主はその人の横に座った。

悠理「えー。これを撮ってるのはA……俺の娘が生まれて2週間だから、俺の余命が2週間ぐらいかな？」

香夜「えっと、その。自己紹介からですかね？……私は香夜。歳は21。皆様の主人の悠理と籍をいれさせていただいてます。」

………俺達は主の両親かな？
てか、自分の娘をおいて死ぬ奴の自己紹介とかいらないんだけど。

悠理「まぁ取り敢えず、本題に入るか。」

いきなり真剣な顔になった主達。

悠理「………Aは審神者に最も最適だと言える。」