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「みんなとりあえず名前」
渡辺「あぁ悪い、渡辺翔太。目黒の先輩」
花菜「山野花菜です!」
「私はAAです。大所帯でごめんなさい」
ラウ「いえ!めめが会社の人達と来るなんて嬉しいです!」
花菜「店長もそうだったけど、めめ?て呼ばれてるの?」
目黒「あぁはい。昔からです」
渡辺「目黒とはどんな繋がり?」
ラウ「近所なんです。俺は良いって言ってるんですけど送り迎えもやってくれて」
渡辺「イケメンじゃん」
花菜「顔もね」
ラウ「(笑)!!」
目黒「まぁ...まだ学生ですし」
「「学生!?!?」」
ラウ「はい!大学生です」
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きょとん、としながら
返事をするラウールくん。
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たしかに...
これだけのものが揃ってて高校生...
末恐ろさはある...
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花菜「ほんと...なの...?」
ラウ「ほんとです!」
渡辺「まじか...」
目黒「こいつ、でかいだけで中身は全然ですよ」
ラウ「ねぇ〜」
目黒「年相応です」
渡辺「えっ、大学はさ、その髪の毛大丈夫なの?」
ラウ「あ!僕モデルも少しやってるので許可もらってます!」
花菜「...なるほどね...そりゃそうよ何もやってないわけない」
「なんか、兄弟みたいだね目黒くんと」
目黒「っえ(笑)」
ラウ「はい!お兄ちゃんみたいですねめめは」
花菜「へぇ〜こんな可愛い知り合いがいたなんてね」
ラウ「めめって見た目こんなクールですけど慣れたらめちゃくちゃ饒舌だし面白いので!」
目黒「おい余計なこと言うな」
渡辺「何となく分かる気がする」
花菜「うん」
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そっと目黒を見ると
眉間にシワを寄せながら
えらいしかめっ面。
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ラウ「あ、照れてますね」
目黒「お前まじ黙ってろ」
花菜「ふふ〜良いもん見れた」
目黒「...」
花菜「これが照れてる顔なんだ」
ラウ「めめは案外分かりやすいです!」
花菜「なるほどね。ねね、ラウールくんは今日は何時に終わるの?」
ラウ「今日はラストまでなので〜22:00です!」
花菜「じゃあそれまで待ってるね!」
ラウ「え!そんないてくれるんですか!」
花菜「だってもちろん送っていくんでしょ?」
目黒「...まぁ」
ラウ「やったー!じゃあゆっくりしてくださいね」
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そうぱぱっと注文をとり、
キッチンへ戻って行った。
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作者名:yuri | 作成日時:2022年8月4日 1時