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やっぱり
なんか違う…
昨日から、彼の発する言葉ひとつひとつが本当に心臓に悪い
だけど普段絶対に見れない朝のジョングク…激レア…
ちょっと見たいけど、あんまり近づくのはあれだから。
開いたドアの向こう側からその後ろ姿を覗き見る
洗い方…雑…さすが男の子…
あららら…髪も濡れちゃってるけどいいの？
すんごい水飛んでるし…それ拭くのかな…？
拭かないよね、絶対拭かない…
JK「………なに見てんの。ちょっと恥ずかしいんだけど(笑)」
「お母さんの気持ちが分かった気がする」
JK「え？」
「……コーヒー飲む？」
JK「のむー。」
さっき沸かしたばかりのケトルの水はすぐに温まって
カップに注いでいるうちに彼も部屋へ戻ってくる
浅く座ったソファーの背もたれにダラーっと背中を預けて
足をバーンと伸ばして今にも滑り落ちそうな格好で、テレビを見てる…のか見てないのか…
…すっごいだらしない(笑)
思わず笑ってしまいそうになる頬に俯いて、溢れないようにゆっくりとコーヒーを混ぜる
JK「A。何笑ってんの。」
テレビの方を見てたはずのその人の言葉にバッと顔を上げれば、顔を洗ってもなお開ききってない目がこっちを見ていた
笑ってた？我慢してたつもりなんだけど…
だってその格好…その顔……
「…ふふっ(笑)」
JK「…なんすか」
立ち上がってこちらへ歩いてくるその足取りのだるさ加減に、笑いのツボはまた刺激される
ジョングクは、心は許してもあんまり隙は見せない人のような気がしてたけど…
たぶんこれがほんとにほんとの素なんだろうなって思ったら、それを見れた嬉しさと、そんな姿にさえも心があったまる
「朝はダルダル？(笑)」
隣に立った彼を目の前にしても、もうこのほっぺはゆるゆるだ
JK「そーだよ、眠いもん。Aがコーヒー淹れてくれるなら頑張って早起きするけど」
そう言いながらキッチンのカウンターに肘をついて
同じ高さになった目線はもうしっかり開いている
JK「なんか新鮮。起きてすぐAがいるって。俺、ちょっと勘違いしそう」
「…ん？」
JK「テヒョンとアンがいるの、忘れそうになる」
コーヒーカップの持ち手に伸ばしたままの指がその手に攫われる
急に真剣味を帯びた眼差しに、逃げられない空気を察知したその時
ギシッ
ギシッ
TH「はぁぁぁふ…ねむ……あれ、Aも起きてたの〜？」
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renou(プロフ) - hanamiさん» ありがとうございます！本業が忙しくなってきて、書きたいのに書けず悶々としています(^^;;頑張ります！！ (2021年11月22日 15時) (
レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
hanami(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張って下さい。続き、楽しみにしてます。 (2021年11月21日 0時) (レス) @page36 id: 97ddd4c5e5 (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - MARIさん» 同じように思って下さってる方がいて、とても嬉しいです！早くくっつけたいのですが、この微妙な距離感を延々と楽しみたい自分もいます(笑)感想頂けるなんて、本当に創作意欲が湧きます！ありがとうございます(〃ω〃)頑張ります！ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - お話のテンポ感も文章も読みやすくて最高ですー！キュンキュンするし、自分もこんな青春したかった…と思いながら読んでます（笑）続き楽しみに待ってます✨ (2021年11月14日 20時) (レス) @page31 id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - 巫都さん» わぁーありがとうございます(ToT)キュンキュンして頂けたなんて嬉しすぎます！楽しく読んで頂けるように頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月13日 22時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：OUREN | 作成日時：2021年9月28日 17時
