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ーーー
girls room
「もー、アンってば、寒くないの？」
落ちた布団を引っ張って、ボフッとその体に掛ける
窓から見える月明かりのせいで
部屋はだいぶ明るくて
カーテンも閉めないで…よほど紫外線が効いてたらしい
ちょっと、話したかったな…
アンしか相談できる人居ないし…
だけど今日の出来事は
自分の言葉でアンに伝えるのさえちょっと恥ずかしい
カーテンに手をかけると、見えるのはあの星空
それだけでドクドクと聴こえる鼓動を隠すように
ゆっくりカーテンを閉めた。
………なんか騒がしい？
ーーー
boys room
JK「ほんとに寝てるし…」
TH「誰が？」
ケータイの画面に照らされたテヒョンの顔が、布団からひょこっと出てきた
JK「…なにしてんの」
TH「それはこっちのセリフだね」
もそもそと布団から出てきて、真剣な顔でこっちを見る
TH「さては俺の秘技、無理矢理ちゅーを…？」
JK「一緒にすんな。でも、まぁ、とりあえず…候補にはなれたかな」
TH「候補？なんの？」
JK「だからね。もう遠慮なく。」
TH「どういう事だよ！」
JK「虫に感謝しなきゃ。」
TH「…おまえーー！吐けーー！！教えろーー！！」
枕を振り上げて追いかけてくるテヒョンに
同じく枕で応戦して
疲れて横になったぐちゃぐちゃのベッドで
ちゃんと報告した
TH「言えよ最初っから…。無駄に疲れた……」
JK「…気づいたと思う？さすがに。」
TH「水に袋浮かべてたくらいだからね、さすがのAでも気づいたでしょ。ていうかそんなのもう好きだって言ったようなもんじゃん…」
JK「だけど好きだとは言ってないよ？そういうとこが好き、とは言ったけど。Aみたいな人がいいっては言ったけど」
TH「いやいやいや、それはもう…」
JK「だからちゃんと言おうと思ってさ、Aには回りくどいの効かない気がするし。」
TH「…どしたの？急に勝負かけるね」
JK「急ではないよ？テヒョンみたいになんないように…手出る前に言っとこうかと」
たぶん
それなら
早めに言っとかないといけない
TH「そういうとこ真面目だよね、変に。」
JK「いーの、純愛だから」
TH「ぶふwよく言うよ(笑)」
JK「ピッタリでしょ」
可能性はゼロじゃない
とは思ってる
なんとなくだけど。
やっぱり
ちゃんと
大事にしたいんだ
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renou(プロフ) - hanamiさん» ありがとうございます！本業が忙しくなってきて、書きたいのに書けず悶々としています(^^;;頑張ります！！ (2021年11月22日 15時) (
レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
hanami(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張って下さい。続き、楽しみにしてます。 (2021年11月21日 0時) (レス) @page36 id: 97ddd4c5e5 (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - MARIさん» 同じように思って下さってる方がいて、とても嬉しいです！早くくっつけたいのですが、この微妙な距離感を延々と楽しみたい自分もいます(笑)感想頂けるなんて、本当に創作意欲が湧きます！ありがとうございます(〃ω〃)頑張ります！ (2021年11月15日 7時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - お話のテンポ感も文章も読みやすくて最高ですー！キュンキュンするし、自分もこんな青春したかった…と思いながら読んでます（笑）続き楽しみに待ってます✨ (2021年11月14日 20時) (レス) @page31 id: de6259910f (このIDを非表示/違反報告)
renou(プロフ) - 巫都さん» わぁーありがとうございます(ToT)キュンキュンして頂けたなんて嬉しすぎます！楽しく読んで頂けるように頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2021年11月13日 22時) (レス) id: 5d37c52f24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：OUREN | 作成日時：2021年9月28日 17時
