重いもの ページ23
「ッはーー!空気が美味しー!」
善「空気が美味しいって、、、Aちゃん時々散歩とかに行ってたでしょ?」
「そうだけど、ほとんど医務室にいた時間の方が長かったからね、自然と開放感があるんだよ」
善「そうなんだ」
私は医務室で伊作の言う通り大人しくしていたため新野先生の予想より早く怪我も治り今日からはまた自分の部屋で過ごしてもいいということになった
善「いいかい?また無理をしてここに戻ってくるようなことは、、、」
「はいはい、それもう3回目」
善「僕はAちゃんのことを心配して言っているんだよ?」
「大丈夫大丈夫」
伊作の謎の心配性は放っておき、私はさっさと医務室を後にした
後ろからは伊作の呆れたような声が聞こえたが、知らないフリをして久しぶりの自室に帰った
事務の仕事は明日からでいいと、吉野先生から言われたので今日は何をして暇を潰すか考えていた
廊下を歩いていると前から見知った顔が歩いてきた
竹「あ、A!」
八左ヱ門はこちらに気がつくと手を振りながら近づいてきた
私もそれに応じ、近づこうとしたがふと頭にあの日のことがよぎった
それはいつかは元の世界に戻るはずの私がこのまま八左ヱ門に対しての恋心を募らせたままでいいのかということ
竹「もう怪我は治ったのか?」
けれど八左ヱ門はいつもの笑顔で私に話しかけてくれた
「、、うん!もう明日からは事務員として復帰してもいいって新野先生が」
竹「良かったな!」
心に何か重たいものがズシンとのしかかったままだが私は今は無視して八左ヱ門と少し他愛もない話をして過ごした
ゴーンゴーン
竹「やばい次の授業が始まる!じゃあなA!」
「うん、またね」
そうして八左ヱ門は慌ただしく廊下を走って行った
その場に残った私は急に静かになってしまったことに少しの寂しさを覚えながら自室に向かって歩き出した
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もんちゃん - まさか...まさか!!気づいちゃう!!竹谷先輩夢主ちゃんの事好きって気づいちゃう!?夢主ちゃんもつられて顔が赤くなって欲しい!! (2022年11月24日 19時) (レス) @page26 id: aa9892df77 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私もじゃんじゃん物語を進めていけるようにしたいと思います! (2022年10月31日 8時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - クッソ。まさかのまさかの伊作君も狙っているとは!!八!!早くしないと夢主ちゃんを取られるぞ!!てか早く八と夢主ちゃんくっついて欲しいんだけど(願望)切実に (2022年10月23日 22時) (レス) @page21 id: 46474643e9 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私も可能な限りじゃんじゃんお話投稿していけるように頑張ります! (2022年10月3日 0時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - 初コメ失礼します!!これが両片想いって奴ですね。早く八左ヱ門と夢主ちゃんくっついて欲しいですね!!! (2022年10月3日 0時) (レス) @page17 id: 20e58f2ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:線香花火 | 作成日時:2022年8月24日 19時