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逆戻り ページ20

目覚めた日からしばらく経ち、私は新野先生から多少の運動はしていいと許可を頂いた


しばらく寝たきりのような状態で過ごしていたので筋力は衰えており、前の状態に戻すには少し頑張らなければいけなかった


あの日から八左ヱ門もお見舞いに来てくれるようになり、他愛もない時間が過ごすことが増えるようになった


秀作に会いに行くと事務室の襖を開けた途端に飛びついてきた


しかも大量の涙を流しながら


何故そんなに泣いてるのかと聞くと自分のせいで私が大怪我をしてしまったと責任を感じておりここ最近あまり眠れていなかったと言っていた


そんなに気にしなくてもいいと秀作を落ち着かせ、私たちは前のように再び事務活動に戻ることが出来た



しかし前のように体が戻ったわけではないので無理は禁物だと伊作に何度も釘を刺された


けれど私は伊作に釘を刺されたというのに無理をしてしまい早速怪我をしてしまった


「いったぁっ!?」


善「ちょっとAちゃんじっとしてて、もうちょっとで終わるから」


と言い、伊作は綿に染み込ませた薬を私の怪我に押し付けた


善「僕があれだけ言ってたのに早速怪我するってどういうことなの?」


「大変申し訳ありません、、、」


私は久しぶりに布団から出て動ける喜びで少し外を軽く走り回っていた


そしてそんな私を見て集まってきた一年は組の子達と鬼ごっこをしていたら前方不注意で木にぶつかり、そして後ろによろけたと思ったら落とし穴に落ちるという散々な結果になっていた


そして新野先生から出ていた運動をしていいという許可は撤回され、私は医務室の布団に逆戻りになっていた



善「よし、これで大丈夫」


はーい、ありがとうございました、と言って部屋を出ようとしたら伊作に腕をガっと掴まれ、


善「Aちゃんは今日からまた医務室に逆戻りだよ?」


後ろに何か黒いモヤのようなものをまといながらにこやかな笑みでそう言ってきた


「‥はい」

まるで警察官に連行される犯人のような感じで私は布団に戻った


くそ、また布団生活か、、、と思って若干不貞腐れつつ布団から上半身だけを出す体制になった


そうすると伊作が布団の脇にすすすと寄ってきて正座して座る形になった


「伊作?まだ治療するところがあるの?」

と聞くと伊作は、違うよと言って私の手を軽く両手で握り、上目遣いで私の目を見た

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もんちゃん - まさか...まさか!!気づいちゃう!!竹谷先輩夢主ちゃんの事好きって気づいちゃう!?夢主ちゃんもつられて顔が赤くなって欲しい!! (2022年11月24日 19時) (レス) @page26 id: aa9892df77 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私もじゃんじゃん物語を進めていけるようにしたいと思います! (2022年10月31日 8時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - クッソ。まさかのまさかの伊作君も狙っているとは!!八!!早くしないと夢主ちゃんを取られるぞ!!てか早く八と夢主ちゃんくっついて欲しいんだけど(願望)切実に (2022年10月23日 22時) (レス) @page21 id: 46474643e9 (このIDを非表示/違反報告)
renako4649(プロフ) - もんちゃんさん» コメントありがとうございます!私も可能な限りじゃんじゃんお話投稿していけるように頑張ります! (2022年10月3日 0時) (レス) id: a270f1a7f3 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - 初コメ失礼します!!これが両片想いって奴ですね。早く八左ヱ門と夢主ちゃんくっついて欲しいですね!!! (2022年10月3日 0時) (レス) @page17 id: 20e58f2ecb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:線香花火 | 作成日時:2022年8月24日 19時

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