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『てか岸くん、私とばっか話してないで他の人とも話してくれば？』
岸くんが私とばかり話しているからか女性陣からの視線がとても痛い。
めんどくさいのはごめんなんだよなぁ。
少し寂しい、けど…
岸くんを他のところへと促した。
『ほら、話したい人のところに行ってきなよ』
岸「いや、俺は……
Aさんと話したいんでここに居ます」
『っ、』
いつぶりだろう、
心臓の音が聞こえた。
息が詰まった。
熱いその視線に何故か私も逸らせなくて、
__________カラン
『……う、ん』
氷の溶ける音で現実に戻された。
なんだか恥ずかしくなってビールを口に付ける。
なんとなく横目で岸くんを見れば、何事も無かったかのようにレモンサワー頼んでいて
＿＿＿何、年下にドキドキしてんだ
さっきの出来事を頭から忘れようと残ったお酒を飲み干した。
.
それからの私は壊れ始めた。
『もうっ岸くんはいい子すぎるのぉ！』
岸「そう言って貰えて嬉しいっす」
完全に出来上がった私は横にいる岸くんに全体重を預けて酔っ払っていた。
『こんなにカッコイイのに彼女いないんだねぇ、
なんか、もったいない』
岸「そんなことないっすよ
…っ、じゃあ、Aさんが俺の彼女になります？」
『うん、いいよー』
岸「…えっ、」
.
廉「おいA」
『あ、れんだぁ、えへへ…』
ふわふわした頭のせいでいつもよりカッコよく見える廉に無意識に手を伸ばす。
廉「っ、おい酔っ払い。はよ帰るで」
そう言う廉に腕を持ち上げられるが
私の愚痴やらしょーもない話をうんうんと話を聞いてくれる岸くんと飲むのは楽しくて
えーーやだーーなんて言って駄々をこねる。
廉「あーもう！鬱陶しいな！早く立てって、」
『やだーーーー！！！きしくんとはなすーーーー！
！』
無理やり掴んでくる廉の手を振り払って隣の岸くんに抱きつく。
もう他の人が引いてるとか考えられないくらいベロベロに酔っていてどうでもよかった。
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はる - とても面白くて一気読みしていました！続きが気になるので、宜しければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします！ (2021年6月24日 1時) (
レス) id: 8cb2e2585a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 『殻を知らない蛇は』を読んで、とても面白いなと思ったのでこちらの作品も読ませていただきました！続きが気になるのでパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 22c18f65d8 (このIDを非表示/違反報告)
sweetlarme(プロフ) - Rieさんのお話どんどん続きが気になって一気読みしちゃいます。続きが読みたいので、良ければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2021年6月3日 23時) (レス) id: cc4072ce2b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - パスワード教えていただきたいです！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: 0501681899 (このIDを非表示/違反報告)
An(プロフ) - Rieさんの世界感とっても好きです。宜しければパスワード教えて頂きたいです。続きがとても気になってます、、 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 9f0db7920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rie
| 作成日時：2020年1月17日 0時
