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会話の中ででさらっと一番信頼している友人から衝撃的な話を聞いた。
彼女が言うには私は翔太に遊ばれているらしい。
どういうこと？と聞けば、
いつも一人で居る私を落とすゲームをしていたらしくて、
今も変わらず話してくれている理由は分からないけど、
彼曰く、しょうがなく相手してやってる…だって。
彼が紹介してくれた友人も皆グルで、
今話してくれた子は私の事を騙していたことを謝りたいと自白してくれた。
私と嘘偽りのない関係になりたいと言ってくれて、
そんな話を彼女から聞いて驚いたけど、
実際まだ信じれない自分もどこかにいて、
講義が終わった後、用事があるからと言って先に帰った彼を尾行することにした。
バレないように上手く障害物に隠れながら彼の後を追う。
当時は冬で日が暮れるのが早かった。
暗い中、人混みに入っていった彼を見失わないように追いかける。
彼が向かう先はホテル街で、
私は、彼女が話した内容が本当だと知ることになった。
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知らない女を抱き寄せ、ホテルに入ろうとする彼を見つけた。
逃がさまいと私は走って、彼の手を掴んだ。
翔「っ、なんで」
『…思い通りに落とされた私は面白かった？』
翔「っ、違う！ご、誤解だって！」
翔太が抱いていた女の子は修羅場だと察したのか、
気がつく頃にはすでに姿は無くなった。
『まぁ、別に私もそこまで好きじゃなかったからいいけど』
翔「っ、なんだよ、それ…」
彼は人が変わったように、私の手を取り無理矢理ホテルに連れていこうとする。
『っやめてよ、離してっ！』
翔「ここまで付いてきてさぁ、
…実はAもそういうことしたかったんだろ？」
『違う、私はただ…！』
私の抵抗する力は男である彼には効かなくて、気がつけば無理矢理頭を抑えられキスをされていた。
『…っ、んーー！』
…私のファーストキスはこんなやつに取られてしまったのか。
どこかで夢見ていた理想のファーストキスとかけ離れていて、次第に視界がぼやけていく。
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翔「……っ！」
突然、彼が言葉にならない声を上げて地面に倒れ込んだ。
同時に私も力が抜けてぺたんと座り込む。
顔を上げると、目の前にはおぞましい光景が広がっていた。
それは、
顔の見えない男が倒れ込む翔太をただ殴り続けていた。
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はる - とても面白くて一気読みしていました！続きが気になるので、宜しければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします！ (2021年6月24日 1時) (
レス) id: 8cb2e2585a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 『殻を知らない蛇は』を読んで、とても面白いなと思ったのでこちらの作品も読ませていただきました！続きが気になるのでパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年6月22日 21時) (レス) id: 22c18f65d8 (このIDを非表示/違反報告)
sweetlarme(プロフ) - Rieさんのお話どんどん続きが気になって一気読みしちゃいます。続きが読みたいので、良ければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2021年6月3日 23時) (レス) id: cc4072ce2b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - パスワード教えていただきたいです！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: 0501681899 (このIDを非表示/違反報告)
An(プロフ) - Rieさんの世界感とっても好きです。宜しければパスワード教えて頂きたいです。続きがとても気になってます、、 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 9f0db7920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rie
| 作成日時：2020年1月17日 0時
