83. ページ33
.
�霤弔気鵑蓮△覆砲�好き？ んー、なんだろ、遊ぶことかな。
なにして遊ぶこと？って、えー、カラオケとか、タピオカ飲むとか、バイクでその辺走るとか、それで海行くのも好き。
あ、そうだ、わたし、ちっちゃい子好きだよ、前まではSNSとか含めて見る専だったけど、小児科に行くようになってからは、絡むのも好きになった。
そう言ったら、ええやん！って、目キラキラさせてくる、神山さん。
でも、わたし、先生とかはヤダなぁ、だって、勉強できないし、それでもって教えるとかもっとムリだし。
「なんも、子どもと関わる仕事は先生だけやないよ？ 子どもの服屋さんだってそうやし、写真スタジオとかもそうやろ？ スタジオなんとかっていろいろあるやん？」
あー、そっか、じゃあ、看護師さんもそうだね？
そしたら、ふと、入院した時から、ずっと気になってたことを、思い出した。
神山さんのこと、なんで、看護師さんになったんだろう、って。
だって、ピアスもヘアカラーも楽しみたいなら、もっといろんな仕事あったじゃん？ まぁ、あんま知らないんだけど。
聞いていい？って言ったら、そんなたいした話ちゃうで？って笑う。
ほんと、そういうこと言う人ほど、いい話もってくるから、下げる前フリいらないっての。笑
「俺は、母親が看護師やねん。 今も、現役で働いてる。」
「…へぇ、すごーい、！」
「ん、実は俺も片親でさ？ 働きながら子育てしてる姿がかっこよくて。 あと、迷惑かけまくったから、その恩返しがしたかってんよ。」
ほら、ね？ 言ったでしょ？笑
あと、迷惑かけまくったから、って、やっぱりそうだったんだ。
恩返しねぇ、んー、じゃあ、わたしもパパの仕事、候補にいれといたらいい？
って思ったけど、わたし、パパがなんの仕事してんのか、知らないや。
会社に行ってるのは知ってるけど、会社でなにしてんのか。
今度、いっかい聞いてみよう、もしかしたら、わたしに隠れて、楽しいことしてるかもしれないし。笑
「っし、だいたい埋まってきたかなぁ。…あ、そろそろ、ヨシオカさんの点滴行ってきていい、？笑」
「…ん、当たり前、…話聞いてくれて、ありがと、」
「んーん、全然。 これでちょっとは道の先、見えやすくなった？」
「…んー、わかんないけど、…なんとなく、近い先は、見えた気がする、」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 625人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みき(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。毎日更新されているか楽しみで、お話が続くのが嬉しいです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2019年10月26日 23時) (
レス) id: 80bf883441 (このIDを非表示/違反報告)
Riru(プロフ) - のんちゃんのお手紙で涙が出ちゃいました、、西埜さんが選ぶ言葉がほんとに大好きです。 (2019年10月24日 12時) (レス) id: 52537ea43d (このIDを非表示/違反報告)
りりあん(プロフ) - 西埜さんの文章がすごく好きです！これからもずっと応援しています！ (2019年10月18日 4時) (レス) id: bb098296da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉都香 | 作成日時：2019年10月15日 23時
