33話 ページ34
虎杖「あの〜…これは見方によってはとてもハードないじめなのでは?」
釘崎「うるせぇ。暫くはそうしてろ」
パンダ「まぁまぁ、事情は説明されたろ。許してやれって」
虎杖「パンダが喋った!」
最初の反応はそうなるよね
狗巻「しゃけしゃけ」
虎杖「なんて?」
私も未だに意思疎通できない
伏黒「狗巻先輩は呪言師だ。言霊の増幅、強制の術式だからな。安全を考慮して語彙絞ってんだよ」
虎杖「死ねって言ったら相手死ぬってこと?最強じゃん」
だったら多分狗巻君は今ここにはいない
パンダ「そんな便利なもんじゃないさ。実力差でケースバイケースだけどな
強い言葉を使えば強い反動がくるし、最悪自分に帰ってくる。語彙絞るのは棘自身を守るためでもあんのさ」
まともに喋れないって可哀想だよね。私が言えた話じゃないけど
虎杖「ふ〜ん。で?先輩はなんで喋れんの?新種のパンダとか?」
んなわけねぇだろ
釘崎「人の術式をペラペラと…」
真希「いいんだよ。棘のはそういう次元じゃねぇから。んなことより悠仁、屠坐魔返せよ。悟に借りたろ?」
虎杖「五条先生ガ持ッテルヨ……」
あ、これは壊したか無くしたな
真希「チッ あのバカ目隠しが」
虎杖「そういえばさ、A先輩はどうして顔隠してるの?この前は普通に出してたけど」
釘崎「えっ?アンタ先輩の顔見たの?」
虎杖「う、うん。釘崎見たことないの?」
『“あれ私の本当の顔じゃないよ”』
虎杖「え?どういうこと?」
『“杏子って言う子がいるんだけどね、その子の力を使ったの”』
虎杖「え〜 じゃあ俺ぬか喜びしたってこと?」
『“これから関わっていくかもしれない人間に顔見せるわけ無いじゃん”』
『“じゃあ私は五条達の所に行くから”』
真希「おう、いってら」
虎杖「え?先輩出ないの?」
『“私が出たらすぐ終わっちゃうから”』
伏黒「お前、A先輩が何級か知らないのか?」
虎杖「え、2級とか1級じゃないの?」
パンダ「お前、悟から聞いてないのか?Aは特級だぞ」
虎杖「マジ?」
狗巻「しゃけ」
『“じゃあ頑張ってね〜”』
私は一言そう伝えその場を去った
※
『“失礼しまーす(棒)”』
五条「手話で(棒)って言う意味ある?」
『“お前とそこのおじいちゃんに対する嫌味に決まってるだろ。そんなことも分からないから歌姫に嫌われるんだ”』
五条は歌姫にガチで嫌われていると思っていない。だから絡みにいってより嫌われる。負のループの繰り返し
ほんと、バカだね
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まだれーぬ。 - ...名前が同じな子がいる← (2022年10月31日 23時) (レス) id: bae8424a9b (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - ハツコメです、主人公ちゃんいろはちゃんに似てるきがする (2022年10月27日 22時) (レス) @page1 id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - しるこ先生初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年11月2日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
さささん - まどマギの最新されてる小説少ないからめっちゃ嬉しいし面白いです!最新頑張ってください (2021年10月25日 19時) (レス) @page1 id: 5dc4ad0b6f (このIDを非表示/違反報告)
リリアン - 小説のホーム(?)でさやかちゃんに「嫁」って言われてるだけでも幸せです。 (2021年7月28日 20時) (レス) id: e061a0bf2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しるこ先生 x他1人 | 作成日時:2021年4月29日 22時