22(伍代side) ページ23
Aに声をかけ、
帰ろうと立ち上がった。
剛「おいバカ言ってんじゃねーよ、おめぇ！
泊まってけよ！いいよね？」
勝「こんな夜中に他所様んちの子を
ほっぽり出すわけにいかねーだろ！
泊まってけ！」
ナオミ「そーだよぉ！
もうフロ沸いてっから、ほい着替え！」
タオルと着替えを投げられ
慌てて受け取る。
「…えっ。」
入ってこい！と声をかけられたが
戸惑いを隠せないでいると
猛「…おい。」
猛「ツレんちだろ。
遠慮なんてしてんじゃねーよ。
A、聖には連絡しとくからよ。」
難波の兄ちゃんに声をかけられた。
その言葉に驚くが、
隣にいたAがそっと背中を押してくれた。
「…おう。」
吟子「あっ、A姉には
私のパジャマ貸してやるよ！
ちょっときて！」
難波の妹に腕を引っ張られるA。
「ありがと、吟ちゃん。
…ちょっと待ってね。」
そう言って俺の方を向くA。
…？
「直樹くん、ちょっと屈んで？」
「…どうした？」
屈んだ瞬間、首に腕が回り
Aの香りが強くなる。
えっ…！おいおい！と
騒がしくなる難波家。
待て待て、
さすがにここじゃヤベェだろ…！
別にしたくない訳じゃねーけど…！
突然のAの温もりに
鼓動が速くなる。
「…よしっ、取れた！
朝キツく結び過ぎちゃったんだよねー。」
途端温もりが消えて 、
はい！と渡されたのは
腕を吊るしてた布。
「いってらっしゃい！
吟ちゃん、おまたせ！」
吟子「…あぁ、行こっか…！」
手を振って階段を上がっていったA。
…何だよ。
思わずため息が出る。
ナオミ「…びっくりしたなぁ！
チューでもすんのかと思ったよぉ！！」
だよなぁ？！と騒ぎ出す難波家。
剛「…伍代、お前も大変だな…。」
「…まぁな。」
… Aには敵わねぇ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 372人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サソリ - 久しぶりに見たらめっちゃ面白すぎる！応援してます‼️←スズナの別アカです (2022年11月16日 22時) (
レス) @page46 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 続き楽しみにしています!!! (2022年9月6日 2時) (レス) @page44 id: 12a698956c (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - みゆりさん» コメントありがとうございます！めっちゃわかります。伍代くん最高すぎます…！ (2022年7月3日 16時) (レス) id: 54aa765702 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - もう、ホントに伍代くん関連の作品全部に目を通してるんで、つくづく思うんですけど…。伍代くんってやっぱ最強だなって。このツンデレ具合とか、守ってくれるとことか、仲間を絶対見捨てない優しいとことか…。いいとこありすぎてもうこれは罪ですよ！ (2022年6月26日 22時) (レス) @page34 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます！甘め伍代くん、気に入っていただき嬉しいです！更新頑張るのでまた見に来てください！ (2022年6月26日 14時) (レス) id: 463d88c055 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ren | 作成日時：2022年6月11日 13時
